てくてく日記

絵本作家・伊藤知紗の自然観察日記(その他もろもろ)。

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百聞は一見に如かず


アオサナエやダビドサナエが飛ぶ中で、このたび私の目を引きつけたのは。

「あっ、あの青く輝く翅は・・・!」

アオハダトンボ

北埼玉のとある川で、やっと会えたアオハダトンボ。
飯能のいつもの観察地周辺ではいまだ出会えておらず、似ているハグロトンボを見ては
「アオハダトンボもいればいいのにな」と思っていました。

2種の見分けかたを文字で見てはいましたが、生で見たなら違いは一目瞭然。
この翅の輝き、ハグロトンボとはまったく違いました。

アオハダトンボ2


この川はあちこちの水面で大きなトンボが行ったり来たりを繰り返していました。
あれはコヤマトンボあたりだったのかな。
カジカガエルがあちこちで鳴く気持ちのよい川でした。

カジカガエル





| 昆虫その他 | 20:59 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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フトハサミツノカメムシか産卵


サクラの葉に影が映って見えたので裏側をのぞき込むと
ハサミツノカメムシの一種が産卵していました。

フトハサミツノカメムシか産卵

「うーん、よく見えないなぁ」
この繊細な時間を邪魔したくはないので、重なる葉の隙間からそっと観察。

フトハサミツノカメムシか産卵2


風にあおられながらも、母さんはゆっくり、丁寧に産んでいきます。
後両脚で卵をささえながら、ひとつぶづつ産み出していきます。
そしてひとつ産み終えると、その後両脚でちょんちょんちょんと卵に触れるのです。
「どんな意味があるのかな?」

フトハサミツノカメムシか産卵3

フトハサミツノカメムシがサクラにはつくそう。
この観察地ではフトハサミツノもハサミツノも見ています。





| 昆虫 | 20:41 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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北埼玉で


この日は飯能から北へ
川沿いを少し歩いてきました。

初めて見たアオバセセリ。セセリチョウの中では異端の色してる。

アオバセセリ


ダビドサナエの雄はあちこちにいるのに、雌にはこの1匹しか出会えませんでした。

ダビドサナエ♀


川のちょうど曲がり角では、アオサナエ♂がなわばり争いをしていましたよ。

アオサナエ


ユスリカでも捕まえたのでしょうか。もぐもぐと、口元を動かしていました。
さて君はアサヒナか、ニホンカワトンボか?

カワトンボ





| 昆虫 | 20:23 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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今年もコミミズク産卵


18時も過ぎたころ。
飼育中のトゲナナフシのエサをもとめライトを手に、うろうろ。
日中は虫たちで賑やかであっただろう谷津も、今はまったくおとなしいもので
カエルの鳴き声だけが響いていました。

「さみしいもんだなぁ」と思いつつ、でも、いや待てよと。
こんな時間だからこそ見られるものもあろうぞと、ライトで照らした先に、いた。

コミミズク産卵

コミミズク産卵2
                    
今年も出会えたらいいなと思っていたコミミズクの産卵シーン。(→過去記事
遠目で見たとき、通常の姿と違い腰を浮かしているところに違和感を覚えました。
この樹は、よく幼虫がくっついているブナ科ではなく、昨年見た樹とも違います。
コミミズクはなかなかの広食性なのではと思いました。
前回産卵を見たのは曇りの日中でしたが、今回は19時でした。


クワでは、ヒメツノカメムシ母さんが、卵を守っておりましたよ。

ヒメツノカメムシ&卵





| 昆虫 | 22:22 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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あの日のサナギ(たぶん)泥棒


まずは8日のことから。

とある看板を何気に見たら。「あっ、蛹(または幼虫)どろぼうだ!」

不明バチ

小型のドロバチの一種あたりでしょうか。
ハチと思われる蛹を咥えて、どこかへ飛んでいきました。

すると、またすぐにやってきましたよ。
これは今から穴にもぐっていくところ。やがてお尻(腹)から出てくるとーー

不明バチ2


「あっ、またどろぼうした!」

不明バチ3


「ああ、また!」

不明バチ4


「またどろぼう!」こんなふうに何度も何度もやってきては、盗んでいきます。

不明バチ5

最後は、出てきた穴の外で、緑色した何かのかけらのようなものを
噛み砕くような仕草をしていました。どうやらそれでひとまず終了のようです。

さて、この看板には、よく見ると似た穴がほかにもいくつかあります。
見ていた穴のすぐ下にも、ほらね。

不明バチ6

でもこの下の穴にやってくる個体は、上の穴に来ていた個体とは
違った動きをしていました。どれどれ・・・と思い、見てみました。

今は、これから穴にもぐっていくところ。

不明バチ7


そして数秒後、これは穴から出てきたところ。なにも咥えていません。
「ん?飛び立たないな」と思っていると

不明バチ8


「あっ・・・」

不明バチ9


「あれれ、お尻から入っていっちゃった」

不明バチ10

「そうか!この穴をきっと自分の産卵場所にするんだね」
てっきり、盗んだ蛹は自分の子どものエサにするのだろうと思っていましたが
見ていた一連のものは巣の乗っ取りなのだと考えました。
するとあの盗んだ蛹は、ぽいっとどこかへ捨てるのでしょうか。

そして今日。暗い中、ライトで照らしてみるとーーーああ、もう巣は完成されたね。

不明バチの巣





| 昆虫 | 21:23 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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忙しい季節


この低木はウメだったかモモだったかーーー
その幹やら枝に執着しているサトキマダラヒカゲがいました。

サトキマダラヒカゲ&タマカタカイガラムシ

「そんなところから樹液なんて出てるのかな?」
そう思い見ていましたが
「これはタマカタカイガラムシの排泄物を吸っていたのではなかろうか?」

サトキマダラヒカゲ&タマカタカイガラムシ2

丸くぷつぷつ写っているのがタマカタカイガラムシ。びっしりくっついてます。

コナラではお馴染みのムシクソハムシが産卵中。
卵を包むウンチケースが少しずつ少しずつ大きくなっていきます。

ムシクソハムシ

こちらはアラカシにいたシギゾウムシ。「カシシギゾウムシかな?」
長い口吻を刺しては少しずつ移動していきます。「食事中かしら」するとーー

シギゾウムシの一種

あら、おかしな格好になった。

シギゾウムシの一種2

腰あたりにいる小さなハチ(たぶん)に驚いたかな?とも思いましたが

「おや、またやった」

シギゾウムシの一種3

口吻を刺すにあたって、力が加わった結果ではと思いましたが、さてどうだろう。


ツツハナバチたちの巣では、竹の筒のもうだいぶ手前の方で
作業しているものもいました。(→過去記事
「きっとたくさん卵を産んだんだね」

ツツハナバチ
                             (左右に1匹ずつ)

もう薄暗い谷津では、クロスジギンヤンマが2匹、忙しそうに産卵していました。

クロスジギンヤンマ





| 昆虫 | 21:59 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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ネグロクサアブ♂♀


締め切りぎりぎりに原画も仕上がり「さあ、虫見だ!」と喜んだものの
いろんな物事重なるときはたくさん重なるようでなかなか身動き取れずにいます。

それでも時間を見つけ、ちょっと久しぶりの虫見へ。
隣の谷津にはKさんご夫婦がいるというので、そちらへ移動中でのこと。

人通り少ない林道を歩いていると「あーーー、ネグロクサアブ♂だ!」

ネグロクサアブ♂

大きさといい、見た目のインパクトといい、大好きなアブです。
じっとしたなと見ているとーーー

ネグロクサアブ♂2

ネグロクサアブ♂3

ネグロクサアブ♂4

「あーーー、排泄物!」

ネグロクサアブ♂排泄

この排泄物、以前に嗅いだことがあります。(→過去記事
「どれどれ・・・ああ、やっぱり甘いカラメルの匂い!」
と、ここで私には妙な考えが。それは。
ーーー前回と同じで匂いを嗅ぐだけじゃ能がないのではなかろうかーーー。
「これって・・・どんな味がするのかな?」
さてと。それを確かめたかどうかは、ご想像におまかせします。

再び谷津へ急いで向かい、以前産卵を確認した場所の脇の道を行くとーーー
「あ、今度は雌がいた!」

ネグロクサアブ♀

体色の違いで雌雄がわかります。
以前産卵を確認したのは午前中の晴れの日。この日は16時をまわっていたので
もう産卵はないだろうと思い見ていたらーーー(→過去記事
「あっ、お腹の先を伸ばして適した場所を探りはじめた!」

ネグロクサアブ♀2

こんなふうにして、しばらくうろうろしましたが産卵には至らずに、やがて静止。
「やっぱり時間帯が遅かったのかしら」


ネグロクサアブ♀3

その1時間半後。先ほど動かなくなった場所を探すと
ほぼ同じところでじっとしていました。「ねえ、今夜は雨がふるよ」

さて、小指につけたネグロクサアブ♂の排泄物。
Kさんご夫婦にも嗅いでもらうと、ともにキャラメルの匂いに似てるとの感想でした。
ちなみにこの匂い、翌日になってもうっすら残っていました。





| 昆虫 | 20:28 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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ジャコウアゲハ交尾


18時過ぎ。
帰りを急いでいると、道路わきでジャコウアゲハが交尾していました。

ジャコウアゲハ交尾

「美しいな」
見た瞬間の感想です。
雌のほうが上翅が薄いということなので、上が雌と思われます。

ジャコウアゲハ交尾2

道路を渡った向こうには、まめに刈られる小規模雑草スポットがあり
そこが彼らの繁殖場にもなっています。(→過去記事

「素敵なものを見たな!」
今日はそのほかにも嬉しい再会が。それはまた、後ほど。





| 昆虫 | 19:06 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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気分転換


締め切り前。ずっと座りっぱなしでもうどうしようもなく歩きたくて
飯能から少しだけ北へちょこっと行って、とことこ。

足もとにいたニッポンヒゲナガハナバチ♂を何気に写しておいたら。
「あら。鼻に花粉塊をつけていたのねーーー」

ニッポンヒゲナガハナバチ♂

この花粉の塊はラン科のもの。
ハチたちのこんな姿が大好き。気がついていたらもっとしつこく写したのにな。

ニッポンヒゲナガハナバチ♂2


薄暗い杉林を歩きはじめたら、どこからか飛んできて止まった。

トガリエダシャク

トガリエダシャクと思われます。
落ち葉の上に止まっていたら、まず気がつかなかったね。


サガオニグモORカラフトオニグモ

これはサガオニグモかカラフトオニグモなのかーーー緑がなかなかいい。


アジアイトトンボの♀か2

てっきりアジアイトトンボの雌かと思い写したのですが、
さてどうだったんだろう?

アジアイトトンボの♀か3

いたのはこんな道路脇。
以前このトンボには車と人通りの多い
都内の桜田通りで出会ったことを思い出しました。(→過去記事





| 昆虫その他 | 23:40 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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その後のナカボソタマムシの一種


昨日見たナカボソタマムシがいたコナラの葉を見ると今日もいました。(→過去記事

「また食事中でしたか」

ナカボソタマムシの一種


食べ終えると、休憩に入ったナカボソタマムシ。

ナカボソタマムシの一種3

下の画像は昨日の夕方に食事し終えたときのもの。
比べてみると葉っぱの減り具合が見てとれます。

ナカボソタマムシの一種4


他のコナラにいたダンダラチビタマムシ。
こちらは幼虫地代リーフマイナーです。(→過去記事

ダンダラチビタマムシ





| 昆虫 | 21:20 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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その後の竹筒で


何本も積み重ねられた竹筒の前で、
ツツハナバチの雄たちが飛び回るのを確認したのは4月18日のこと。
今日その竹筒の中から、じっとこちらを見ているものがいました。(→過去記事

ヒメハナバチか


ヒメハナバチか3

「雌たちが巣作りを始めたんだな」
ほかにもたくさんいて、ちょこまかと忙しそうに
竹筒から飛び立っていくものがいたり、戻ってきたり。
きっと幼虫のエサになる花粉や蜜を運んでいるのだなと思いました。

ヒメハナバチか2


その竹筒スポットから、目と鼻の先のところで
忙しそうにしている彼女たちに、ばったり。

ヒメハナバチか4

ここは彼女たちの採掘場になっていたようで、土を運んでいる様子。

ヒメハナバチか5

ヒメハナバチか6

ツツハナバチは、竹筒の中に作る子どもたちの部屋と部屋の仕切りの壁に
土を利用するのだとか。
子どもたちは夏ごろ羽化すると、そのまま外には出ずに冬を越し
春に活動を始めるそうです。





| 昆虫 | 20:40 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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ひっそりと


ジンガサハムシやカメノコハムシの交尾を見つけると、つい
頬が緩んでしまいます。

イチモンジカメノコハムシ交尾
                    (左向きで。イチモンジカメノコハムシ)

こちらはオドリバエの一種。
雄は獲物を雌にプレゼント。受け取った雌が食事をしている間に交尾が成立です。
雄と雌が群れ飛んでいる場面にたびたび出くわしますが
今日は時間が遅かったのか、3カップルだけ確認です。

オドリバエの一種交尾


林道の脇に生える植物にふっと目線を下ろすと。
「おや、アシベニカギバ幼虫だ」
ここにイモムシがいるとは、ちょっと気がつきにくいですね。

アシベニカギバ幼虫


「真横からも写してみよう」
すると、もう一匹いることに気がつきました。さて、どこにいるかわかるかな。

アシベニカギバ幼虫2匹


この観察地に来るたびに、気にして見ているタヌキの溜糞場。
今日やっとセンチコガネを確認しました。
数匹いて、耳をすますと「ギュッ・・・ギュッ・・・」と小さく聞こえました。

センチコガネ





| 昆虫 | 21:50 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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ナカボソタマムシの一種


風にゆれるコナラの葉で、じっとしているタマムシが1匹。

ナカボソタマムシの一種か

体調7ミリほど。上翅にはうっすらと模様があります。
「だれかな、だれかな?」
見ていると動き出しました。とことこ、とことこ・・・

ナカボソタマムシの一種か2


しばし歩いた後、今度は葉っぱを食べだしましたよ。

ナカボソタマムシの一種か3


少食なご様子。食べ終えると、またじっとしました。
向かって左がわの葉の縁が、今回食べ終えた跡。

ナカボソタマムシの一種か4

イチゴにつくシロオビナカボソタマムシに似て見えますが、これはコナラ。
イチゴ類は周辺にあっても、この観察地ではまだ見たこともなく
それに比べると模様が剥げたように薄くて輝きも弱い印象。
「うーん。だれかなぁ」
結局よくわかりませんでした。





| 昆虫 | 20:57 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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君は僕のもの


ぎゅっと抱えこんだまま、放しません。

ヒメハナバチか♂♀

これがコハナバチかヒメハナバチなのか解りませんが。(追記→ツツハナバチの一種)
もともとはドロバチ用に用意された竹筒に向かって雄が群れ飛んでいました。
中から羽化して出てくる雌を今か今かと待ちわびているようです。
もう待ちきれないのか、巣の中へ入っていく雄が何匹もいました。
竹筒に巣を作る種って誰だろう?


ヒメハナバチか♂♀2
                            (左。近づいてきた雄)
捕まえた雌を、ライバルたちは何度も奪いにやってきます。
その度に持ち上げた後脚を使って追い払っていました。
雌を抱え込んだ雄はアゴのあたりを雌の頭にこつんこつんと
ぶつけるようにしていて、同意を求めて見えました。

竹筒に向かい飛び回る雄を捕まえたコアシダカグモが、むしゃむしゃ。

ヒメハナバチか&コアシダカグモ



アカハネムシの<br />一種♂♀

こちらはアカハネムシの一種。
右の雄は何度も頭突きをするようにして求愛していました。
左の雌は、ただじっとしています。
途中、小さな雄がやってきて雌に乗りかかりましたが
そちらのことはまるで相手にしませんでした。





| 昆虫その他 | 21:22 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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その後のカギバアオシャク幼虫


ここは寺内の立派なお墓の真裏。
「失礼しますね」と手を合わせ裏に回ると、目的のものはすぐ見つかりました。
「あら、大きくなったねぇ」

カギバアオシャク幼虫

昨年11月15日に見つけたカギバアオシャク幼虫。
しばらくの間見失っていて、すっかり姿が変わっていました。(→過去記事
幼虫姿が似ているカギシロスジアオシャクに比べると、だいぶ大きな虫です。

敷地出口に向かって歩いていると、じっとこちらを見ている鳥が。
それはシロハラさんでした。

シロハラ





| 昆虫その他 | 20:07 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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ソメイヨシノとカワトンボ


今日は仕事はひとやすみ。
飯能から北へ、T川の満開のソメイヨシノの下を歩いていると
目の前をぱっと横切った、ピカピカの青いからだ。
「あっ、カワトンボ!」

カワトンボ

コンパクトカメラしか持っておらず急いで1枚撮るとあっという間にもっと上の方へ。
「くうう、残念・・・」
テネラルの翅がなんとも魅力的でした。
今年は桜の開花が遅いおかげで、私には今まで見たことのない組み合わせです。
ちなみに、飯能の観察地でアサヒナカワトンボを過去一番早く見たのは4月27日。
さて、この地にいたのはアサヒナだったのかな?それともニホンカワトンボかな?


ドロムシ

道を替え、河原に下りて石を一つひっくり返すと、おやドロムシの幼虫が。
見ていると、正面の崖がずっとガサガサいっていて、誰かと思えば
イノシシが薮からこちらを見ていました。





| 昆虫 | 20:56 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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静かな谷津で


もう日は陰ってしまったけれど、谷津までてくてくと歩いてきました。
アセビにコツバメがきていないかな、とちょっと期待しましたが
太陽が姿を消した谷津は肌寒くて、そのせいか飛ぶ蝶は1匹もいませんでした。

そんなアセビで、脱皮したばかりのクマダハナグモ♂を発見。

クマダハナグモ♂か


よく見ると、左第一脚だけが透明で、短い。
「脱皮で再生したんだな」
たとえ短くとも、生きていく上できっと頼りになるね。
この後、8本の脚をそろえ伸ばしたままの姿で、ぷらぷらと風にゆられていました。

クマダハナグモ♂か2


今シーズン初見のヒゲナガガは、ミドリヒゲナガの雄でした。
翅の先は谷折りのデザインになっていて、光加減ではここが黄色に見えました。
「なんでこんなデザインになったのだろう?」

ミドリヒゲナガ♂


もう人通りのない林道の脇ではカシアシナガゾウムシが静かに食事をしていました。

カシアシナガゾウムシ食事中





| 昆虫その他 | 21:15 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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センブリそのほか


これはネグロセンブリでしょうか。
「今年ももう出てきたんだ」と思い写していると、向こうに鳥好きMさんが登場。

クロセンブリか

「おや、こっちにも」
羽化したばかりなのか2匹ともじっとしていました。
さて、今シーズンも産卵を見ることができるかな。(→過去記事1過去記事2

クロセンブリか3


Mさん「シッポがぴょんとなっているの、見てみる?」。
それは、アシベニカギバ幼虫のことでした。
あっちにも、こっちにもいるよ、とMさんは次々にこの幼虫の案内をしてくれます。
ちなみにこの個体は、数日前からこの姿勢のままなのだそう。

アシベニカギバ幼虫


頭かくしてお尻かくさずでいるのは、アカコブコブゾウムシ。
別所で野ざらしで越冬していた個体はすでに枝から姿を消しました。(→過去記事

アカコブコブゾウムシ


前方を行く虫を追うと、それはウスチャジョウカイでした。
そして枯れ木に止まると、潜ろうとします。
「寒いのかな。眠いのかな。お腹がすいたのかな。かくれたいのかな?」

ウスチャジョウカイ


「おや、また戻ってきてる」
3日前のほぼ同時刻には越冬場所から姿を消していたムラサキシジミが
今日は戻ってきていました。

ムラサキシジミ

「ねえ、どこいってたの?」

ムラサキシジミ2


ウラギンシジミは今日もまだ動かない。(→過去記事

ウラギンシジミ





| 昆虫 | 21:46 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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ビロードツリアブたち


15時44分。
足もとに、もうお休み体勢でいるビロードツリアブが、1匹。

ビロードツリアブ

春がきたといっても、まだとうぶん寒さは続きそうで
午前中は曇っていたのもあるのか、午後になっても風は強めで
飛ぶチョウは4匹しか見ませんでした。

「これは、ほかにも翅を休めていそうだな」
そう思って周辺をうろつくと、ああ、やっぱりいた。

ビロードツリアブ2


あら、こっちにも。

ビロードツリアブ3


その近くに、もう1匹。

ビロードツリアブ4


さらに、もう1匹。

ビロードツリアブ6

確認したこの5匹は、西か西南に頭を向けて止まっていました。
隠れていく太陽が恋しいのかな?





| 昆虫 | 21:11 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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それぞれの春


もう活動開始しているだろうと思っていたのですが
まだ越冬体勢でいたウラギンシジミ。

ウラギンシジミ

ここは夕方にもなれば渋滞をおこす県道脇に植えられた木。
同じく経過観察していた越冬ムラサキシジミがいたのはもっと森の中で、そちらは
今日見ると姿を消していました。


コミミズク幼虫

あと数日もすれば羽化するであろうコミミズク幼虫。
この木では昨年産卵を確認(→過去記事)、
今年始めには枝先にうじゃうじゃ越冬幼虫がいたのですが、その後枝打ちされ
ほとんどがいなくなってしまいました。今日は11匹だけ確認。


シリブトガガンボ幼虫

コケ付近を見るとシリブトガガンボの一種の幼虫は、まだ幼虫のまま。(→過去記事
今シーズンは本当にたくさん見ました。今日も1本の木だけで3匹確認。


アカガエル幼体

水辺を見れば、もうアカガエルのオタマジャクシが泳いでいました。
それぞれの春の過ごしかた。





| 昆虫 | 20:15 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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