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てくてく日記

絵本作家・伊藤知紗の自然観察日記(その他もろもろ)。

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埼玉県中央でクモ観察


この日の目的は、まずは2種のクモを発生地で見つけることから。
ではではーーーと、当りをつけて見ていくと、さっそく発見できました。

ムツトゲイセキグモ&卵嚢

飯能でも何度が見てきた卵嚢がまず目に入ったのが良かったです。
奥には、今まで見てきた中で一番ふっくらして見えたムツトゲイセキグモの
お母さんがいましたよ。それはまだまだ卵を産みそうな。

ムツトゲイセキグモ&卵嚢2

この日は、クモの研究者の新井浩司さんと、作家でエッセイストの鈴木海花さん、
Hirokou's Field Notes2のKさんとナゲナワグモ観察に同行させていただきました。

さてさて、見つかったかな〜?

観察風景


さくらんぼのようなかわいい卵嚢があったので新井さんに確認していただくと、
それはチリイソウロウグモのもので「提灯を並べたようにも作ります」。

チリイソウロウグモ&卵嚢


さい先が良いなと思ったのですが、その後イセキグモは見つからず。
Oさんも合流され、夜を待って一番の見せ場である投げ縄行動を期待しましたが
この日は残念、あとちょっとといった感じでした。

ムツトゲイセキグモ&卵嚢3


直翅目にも精通されているKさんが「ここにクツワムシがいますよ」。
以前から見たいと思っていたのでこれは嬉しい!
ライトをあてても鳴き止まないのですね。
周辺にはクズがたくさんあって、褐色型♂の姿も。

クツワムシ♂


そして「こっちには雌が。産卵管がありますよね」と教えていただいて
雌雄同時に見ることもできました。雄に比べて雌は丈が長い印象です。

クツワムシ♀


ススキでは、タテスジグンバイウンカが交尾中。

タテスジグンバイウンカ交尾


「赤青・外来種コンビ」のアカボシゴマダラ幼虫とアオマツムシ。
なんだかおかしくて、鈴木さんに枝を持っていただいての撮影。

アカボシゴマダラ幼虫&アオマツムシ


「この時期にまだオナガグモ成体がいますよ」と新井さん。
通常なら6月ごろに見られる姿だそうで、近くに卵嚢も1つありました。
クモには、柔軟性のようなものをより感じたりします。
新井さんのお話はどれも興味深く、面白く、とても丁寧に話していただいて
クモにさらに興味を深めた一日でした。

オナガグモ





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