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てくてく日記

絵本作家・伊藤知紗の自然観察日記(その他もろもろ)。

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ハゴロモヤドリガ幼虫の運命


ジョロウグモの網に掛かってから糸でぐるぐる巻きにされるまで
それは一瞬のことで、逃げ出す隙はありませんでした。

ハゴロモヤドリガ幼虫


その後ベッコウハゴロモごといったん手放すと、ジョロウグモは網の上へ移動を。
そこから糸をたぐり寄せ、獲物を引き上げた。

ハゴロモヤドリガ幼虫2


14時32分26秒。
食事を始めるジョロウグモ。そこに獲物がもう1匹いることに気がついているのかな。

ハゴロモヤドリガ幼虫23


もう1匹の獲物とはハゴロモヤドリガ幼虫。
体に白いロウ物質をまとったこの幼虫は、ハゴロモ類に寄生します。
じっと見ていると、かすかにもそもそ、もそもそと動いているのに気がつきました。

ハゴロモヤドリガ幼虫4


もそもそ、もそもそ。
肌色の顔とぽちんと黒く小さな目が見え隠れします。「あっ、脱出できるのかー!?」

ハゴロモヤドリガ幼虫5


「ーーああ、また引っこんじゃった・・・」
クモの糸は想像以上に強いようです。力尽きちゃったかな。

ハゴロモヤドリガ幼虫6


それでもハゴロモヤドリガ幼虫はあきらめることはしませんでした。
休みながらも脱出を試み、もそもそ体を動かし続けました。そして、
「とうとう、脱出できるのかーー!?」

ハゴロモヤドリガ幼虫7


もそもそもそもそ。

ハゴロモヤドリガ幼虫8


もそもそもそもそ。
「なんと、敵の顔に近づくとは、大胆不敵なーーー」

ハゴロモヤドリガ幼虫9


ーーーと、次の瞬間。ジョロウグモは獲物をぱっと放しました。
時刻は15時7分34秒。
ハゴロモヤドリガ幼虫はベッコウハゴロモの体からいよいよ這い出してきました。
さて、このあと幼虫はどうなったのでしょうか。それはご想像におまかせを。

ハゴロモヤドリガ幼虫10





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