モリアオガエルとコロギスとSさんと
この日は編集Sさんと谷津を少し歩きました。
「そうだ、ここはモリアオガエルがいるんですよー」
というと、すぐさま
「あ・・・いましたよ」と。
まさかこんなぴったりのタイミングでーー⁈と思い
指さすほうを見ると、なんと、あれまあ、本当にいたではありませんか。

じゃあここで毎年出逢えるかと言えば、そうたやすい相手ではなく。
さてはSさん、なにか目に見えぬもの持っているな。

毎年卵塊が作られる木の下まで移動してみると、ぽつんとひとつ作られていました。

その真下、まとまった雨が降らず、だいぶ減った溜め池をのぞくと
「あら、シュレーゲルアオガエルさん」。

「ここに脱皮したばかりのコロギスがいますよ」
そう伝えると、Sさんはコンパクトカメラをコロギスの背後にまわして撮影を。
するとコロギスは地団駄を踏むように脚をバタンバタンとやって威嚇。

そこで以前、道で弱っていたコロギスをはじにどけようと持ち上げたら
強く噛まれ、血がだいぶ出たのを思い出しました。なかなか気が強いようです。

「コロギスの地団駄、おもしろいものが見えたな!」
Sさんどうもありがとうございました。
スポンサーサイト