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てくてく日記

絵本作家・伊藤知紗の自然観察日記(その他もろもろ)。

2018年07月 | ARCHIVE-SELECT | 2018年09月

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埼玉県中央でクモ観察


この日の目的は、まずは2種のクモを発生地で見つけることから。
ではではーーーと、当りをつけて見ていくと、さっそく発見できました。

ムツトゲイセキグモ&卵嚢

飯能でも何度が見てきた卵嚢がまず目に入ったのが良かったです。
奥には、今まで見てきた中で一番ふっくらして見えたムツトゲイセキグモの
お母さんがいましたよ。それはまだまだ卵を産みそうな。

ムツトゲイセキグモ&卵嚢2

この日は、クモの研究者の新井浩司さんと、作家でエッセイストの鈴木海花さん、
Hirokou's Field Notes2のKさんとナゲナワグモ観察に同行させていただきました。

さてさて、見つかったかな〜?

観察風景


さくらんぼのようなかわいい卵嚢があったので新井さんに確認していただくと、
それはチリイソウロウグモのもので「提灯を並べたようにも作ります」。

チリイソウロウグモ&卵嚢


さい先が良いなと思ったのですが、その後イセキグモは見つからず。
Oさんも合流され、夜を待って一番の見せ場である投げ縄行動を期待しましたが
この日は残念、あとちょっとといった感じでした。

ムツトゲイセキグモ&卵嚢3


直翅目にも精通されているKさんが「ここにクツワムシがいますよ」。
以前から見たいと思っていたのでこれは嬉しい!
ライトをあてても鳴き止まないのですね。
周辺にはクズがたくさんあって、褐色型♂の姿も。

クツワムシ♂


そして「こっちには雌が。産卵管がありますよね」と教えていただいて
雌雄同時に見ることもできました。雄に比べて雌は丈が長い印象です。

クツワムシ♀


ススキでは、タテスジグンバイウンカが交尾中。

タテスジグンバイウンカ交尾


「赤青・外来種コンビ」のアカボシゴマダラ幼虫とアオマツムシ。
なんだかおかしくて、鈴木さんに枝を持っていただいての撮影。

アカボシゴマダラ幼虫&アオマツムシ


「この時期にまだオナガグモ成体がいますよ」と新井さん。
通常なら6月ごろに見られる姿だそうで、近くに卵嚢も1つありました。
クモには、柔軟性のようなものをより感じたりします。
新井さんのお話はどれも興味深く、面白く、とても丁寧に話していただいて
クモにさらに興味を深めた一日でした。

オナガグモ





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| クモその他 | 23:59 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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その後の小さな小さな池


ここは史学好きなかたが来る公園で虫観察をする人は見ませんが
キイトトンボが発生しているのを知ってから興味を持ちました。(→過去記事
今日立ち寄ると敷地全面が草刈りされ、水生植物もほとんど刈られ
ショウジョウトンボがぽつんと1匹だけ、枯れ枝で翅を休めていました。
キイトトンボたちは無事産卵・孵化にこぎつけたかな。

どこかにまだいないかと敷地の柵の外がわを見てまわると
アオイトトンボが34匹。うち雌は2匹だけでした。
下方に立ち入れない池があり、そこから上がってきているのか、どうなのか。

アオイトトンボ♂三匹
                                (画面中3匹)

マユタテアカネの体が赤くなった雄型の雌。
雌は翅が無色のものと、このように翅先に褐色斑が出るものといます。

マユタテアカネ雄型の雌・褐色斑入り

そのほか、シオカラトンボ、ヒメアカネ、ミヤマアカネが柵の外にいました。

小さな小さな池ではパトロール中のギンヤンマ♂2匹がいて
近づくと足元でカエルが1匹跳ねました。誰だろう、ヌマガエルかな?

カエル





| 昆虫 | 23:26 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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その後のアカガネコハナバチ♂たちと


昨日一昨日にひき続き、まだまだ暑い日。
人もあまり通らないのか、細い道の真ん中に生えた葉にとまって
オオチャバネセセリが交尾していました。
「そこを通らせてくださいな」

オオチャバネセセリ交尾


16時前。アカガネコハナバチの集合場所を見ると、
数匹の雄がお気に入りの葉をめぐって飛び回っていました。(→過去記事
そして17時すぎ。見るとお気に入りの葉を寝床にするため4匹がスタンバイ。
すると、単独でそれぞれほかの葉にとまっていた2匹が仲間にくわわっていきました。

アカガネコハナバチ♂たち2

「今日は6匹で夜をむかえるようだね」

アカガネコハナバチ♂たち


10数センチ離れたところにいるこの2匹は集団には参加しないよう。
「裏切りはなしだよ」「おう。明日までよろしくな」なんて言ってたりして。

アカガネコハナバチ♂たち3

夜になって激しく雨が降りました。みんな大丈夫だったかな。




| 昆虫 | 21:42 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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ハネナガウンカの一種・幼虫


7月17日にハネナガウンカの幼虫がいた切り株を見ると
同じ面にまた3匹くっついていました。(→過去記事

ハネナガウンカの一種・幼虫

せいぜい3、4ミリでしょうか。以前は白い菌上にいましたが、今はそれがなく
周りに溶けこんで見つけにくいです。
「まさか同じ個体じゃないよね。すると年二化とか、またはほかの種なのか・・・」
と、写真を見ていて、気がついた。

ハネナガウンカの一種・幼虫2

「この、真ん中に白く写るのは、ちびハネナガウンカ幼虫では?」
いま下向きとして、顔部分、横に張り出した形が似てる。

菌類食の彼ら。飼育をして、正体を判明させたいけれど、難しい。
もう少し大きくなってからなら、可能かしら。

ハネナガウンカの一種・幼虫3





| 昆虫 | 23:38 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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小さな雑木林にて


樹液を出している木の根元で。「あら、まだ雄がいたんだね」

オオムラサキ♂翅
                             (オオムラサキ♂翅)

樹液スポットでは、今日はどの木もクロカナブンが目につき
カナブンは1匹しか見ませんでした。

クロカナブン

しかし数が減りました。
7月29日に見たときは1本の木に両カナブンがざっと数えただけで28匹も。

カナブンたち


この日、樹液の近くではボクトウガ幼虫を2匹見ました。
この肉食幼虫は材をかじり樹液を出させ、それに寄ってきた虫を補食します。
こちらは8月14日に見た個体。

ボクトウガ幼虫

材をくわえては、トンネルのような巣を補強中でした。

ボクトウガ幼虫3


コナラの葉に目をやれば、しわざ虫を発見。ホソバネマガリガ幼虫かしら。

ホソバネマガリガか


アリバチは相変わらず枝を行ったり来たり。食事姿を一度見てみたいな(→過去記事

アリバチの一種


「あっ、またあった」
先日もこの雑木林で、殻になったツノトンボの卵塊に似たものを見ていました。
卵塊は3、4分歩いた先にある休耕畑にありますが
それらとは環境や卵を産む場所が違います。(→過去記事
「以前、死骸を見たオオツノトンボのものだったりして?」(→過去記事
ここではツノトンボ幼虫の一種のハヤニエ姿も見ていました。(→過去記事

ツノトンボの一種・卵塊殻


16時35分。もう翅を休め出したキタキチョウ。
台風前、何か察知したのかな?

キタキチョウ


帰り道を急いでいると。あら、道の脇で仲良く2匹。

キタテハ交尾

キタテハ交尾2

交尾中のキタテハを見るのはこれが二度目。(→過去記事
時刻は17時22分。触角が見えないので、このまま夜をむかえるのかな。
陽が落ちるのが早くなりました。





| 昆虫 | 22:33 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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まだいたツノトンボ♂


面白い目の輝きをーーー


ツノトンボ♂


ツノトンボの目は、いつも面白いなと思って見ます。(→過去記事

ツノトンボ♂2

ツノトンボの卵塊のその後を見てまわっていたら、
草むらから何か飛び出しました。(→過去記事
「あの飛びかたは、あやしいぞ」慎重に後を追うも逃げられること数回。
ようやく確認できるとやはりツノトンボでした。
幼虫がすでに続続と孵化している中で、雄がいたのは意外でした。

こちらは7つあったうちの最後の卵塊。ほかは全て孵化して幼虫は姿を消しました。

ツノトンボ卵塊
                                 (翌日孵化)
この観察地で見てきたツノトンボの発生場所は、3年前から手入れされず
草が伸び放題に。
飛ぶのがあまり上手に見えない彼らにとって、草丈があり密集していて
棲みにくくなったのではと気になっていました。
去年、その脇の歩道で卵塊を数個見つけていて、そこから歩いて1分弱の休耕畑で
今回始めて姿を見ました。

もしもこの休耕畑が来年の今ごろも同じ状態だったら。
ここでなら夜観察が出来るかもしれないな。





| 昆虫 | 21:10 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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ベッコウハゴロモとアリ


「あれ?あのアリ、なにやっているんだろう・・・」

ベッコウハゴロモ&アリ

ベッコウハゴロモのお尻(腹)に顔を近づけて、動かない。
だけどよく見ると、触角だけはパタパタと忙しそうに動かしていました。
それはアブラムシの甘露をねだるときのようなしぐさ。

ベッコウハゴロモ&アリ2

この日は暑さがぶり返したので、水分がほしいアリが
ハゴロモの排泄物をもらおうとしたのかな?それとも、頻繁にある行動なのかーーー

ハゴロモから排泄される水滴が確認できないかと角度を変えて見てみましたが
頭上さらに距離があるのと、台風の影響か風が強く、枝が揺れてわかりません。

ベッコウハゴロモ&アリ3

見始めから9分後、大型のアリがやってくると、このアリは逃げてゆきました。
だけどその後また戻ると、ハゴロモのお尻周辺でうろうろしていました。





| 昆虫 | 19:57 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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休耕田で


上手に整列して見えます。

ツノトンボ幼虫

ツノトンボ幼虫2

二日前、休耕田でツノトンボの卵塊を7つ見つけました。
1つはすでに抜け殻で、1つは孵化したばかりの幼虫たちがじっとしていました。
今日見るとさらに3つが孵化しており、幼虫たちはまだ留まっていました。

まだ卵がないかと見てまわると、足もとから見なれない蛾が飛び出しました。

キシタアツバ

ファインダー越しに見るとなかなか渋く魅力的なデザイン。キシタアツバのようです。
羽化したばかりと思われる翅の鱗粉を見て、これは初見だと思いましたが、
でも翅がすれていたら見送ってしまっていたかもしれない。

キシタアツバ2


テングスケバはあまり出会う回数が少ないのと、この面白い造形に、
いるとつい写してしまいます。産卵姿に出会いたいな。

テングスケバ


帰るころ。足もとにいたアカハネナガウンカ。

アカハネナガウンカ





| 昆虫 | 21:16 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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今年のアカガネコハナバチの寝床


毎年、秋になると同じ場所でかたまっているアカガネコハナバチ♂(→過去記事
今年は例年より早く全面的に草刈りがされてしまい心配でしたが、
彼らはまるで約束でもしているように、いつものところで集まっていました。

アカガネコハナバチ♂たち


上に写る3匹から10センチも離れていないところで。
休む場所をめぐってまだ落ち着かないでいる4匹。

アカガネコハナバチ♂たち2


こちらも10センチほど離れたところにいて、触角をくっつけてじっとしてる。

アカガネコハナバチ♂


そんな彼らの塊から80センチほど離れたところで、さらに1匹じっとしていました。
「もしや・・・」と思ってみると、それはやっぱり雌でした。
雄と雌は、触角の長さが違いますね。

アカガネコハナバチ♀

アカガネコハナバチは、女王の娘たちも共同で、
女王の産んだ子どもの世話をするようです。「きっと巣が近くにあるんだね」
そして、雄バチは秋になって出現するのだとか。
すると、このかたまっている雄バチたちと交尾する雌も、出現しているころなのかな?





| 昆虫 | 20:56 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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水辺にて


いつも脇を歩く水路で、ギンヤンマ♂が行ったり来たりしていました。
「雌を探しているんだな」
しばらく見ていたら、川に生える草でひと休みです。

ギンヤンマ

池のトンボの印象だったギンヤンマでしたが、以前、水路で産卵するのを見てからは
柔軟性があるのだと思うようになりました。(→過去記事

写真を撮って立ち上がると、水面を赤茶色のトンボがスススーといくのが見えました。
「さてはコシボソヤンマ♀だな」
産卵でもしていたのでしょうか、今度はスッと上昇し、翅を休めました。
先日この流れの先で産卵姿を見ています。(→過去記事

コシボソヤンマ♀


それをどこで見ていたのか、この雌目がけて雄がやってきました。
が残念、雌はあっという間にどこかへ姿を消しました。
これがその雄。一般的には夕暮れ時などに活動すると言われていますが真昼のこと。

コシボソヤンマ♂

この川では、そのほかシオカラトンボとハグロトンボを見ました。

そんな流れの先では、初めて見るシラホシスカシヨコバイがいました。
お尻の飾りが面白いのね。

シラホシスカシヨコバイ
                                  (右が頭)




| 昆虫 | 20:30 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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キマエアオシャクと今年のスジボソコシブトハナバチの寝床


7月27日、土用芽にいたキマエアオシャク幼虫。(→過去記事
我が家にきてからも若い芽しか食べることはなく、8月7日になると
ざっくりとした蛹巣を作りました。

キマエアオシャク蛹化


8月15日になると、全体が緑色だった蛹の上のほうが白っぽく変化を。

キマエアオシャク羽化前


そして翌16日の夜、気がつけばすでに羽化終了。
しかしこの日は朝まで雨の予報、そこで17日の夜に放しにいきました。
放すときライトを使っていたら、その光に向かって飛んできました。

キマエアオシャク


この日はもう一つ確認したいことがあり、そちらをのぞいてみるとーーー

スジボソコシブトハナバチ

「ああ、遅かったのか・・・」
毎年見ているスジボソコシブトハナバチの寝床を見ると、
いつも一番にぎわっていた第一寝床に、1匹しかいません。(→過去記事
今年は虫の発生が全体的に早いと感じていましたが、それにしても少ない。
ひょっとして、蜜源の問題もあるのかな。(→過去記事
その代わり、昨年は1匹もいなかった第二寝床には6匹がいて、
例年確認できている第三寝床には2匹いました。





| 昆虫 | 23:55 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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コアオハナムグリ


そんなところに仲良く口つけて。どんな魅力的な味がするのかな。

コアオハナムグリか


こっちにも2匹いたのだけれど、私がじゃましちゃって
1匹ぽろりと落っこちた。

コアオハナムグリか2

まだ若いどんぐりの傷部分にずっと口をつけていました。
コアオハナムグリというと、いつも花に顔を埋めているイメージでしたが
いろんな表情を持っているのですね。

こちらは樹液にいた2匹。するとどんぐりも甘く発酵していたのかしら。

コアオハナムグリか3





| 昆虫 | 20:16 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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川沿いにて


普段は入りこまない薮の奥。
川までたどり着くと、薄暗い中コシボソヤンマが産卵していました。
「あっ、ストロボ、ストロボ・・・」
もたもたしていたら、すーっと飛んでった。
もう一度来やしないかと水辺を見ていたら、目玉2つがぬっと浮いてきました。

ウシガエル

「ウシガエルかーー」じっとしているとカエルも全くうごきません。
川に住む小さな主が現れ出たような、ちょっぴり不思議な世界を想像してみたりして。

この川沿いはササが多く、クロヒカゲ幼虫が目につきます。

クロヒカゲ幼虫


むむっ、あの形は怪しいぞーーー

アカエグリバ

アカエグリバ2

アカエグリバは擬態名人(名虫?)。

アマガエルはぺたんと葉にくっついていました。

アマガエル


その後も、コシボソヤンマを気にしながら川沿いを歩いていくと、2度
雄が雌を連れ去るのを見ました。
雄はパトロールに忙しく、縄張り区間を行ったり来たりしています。
こちらはそんな合間に一息ついている雄。

コシボソヤンマ♂


「あまり見たことないような」
そう思って写してみたのはモンキズキンヨコバイでした。

モンキズキンヨコバイ





| 昆虫その他 | 23:03 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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新開孝さんの御本



少年写真新聞社「虫のしわざ探偵団」 新開孝 / 写真・文

むしのしわざ探偵団


先日、新開孝さんと虫観察をご一緒した際、奥行きのある目線に
私はただただ感心、感動を、そして大きな憧れを抱いたのでした。
この「虫のしわざ探偵団」は、新開さんの深い観察眼があらわれていて
自分の中でくすぶっている追求心を刺激してくれます。
この御本でとくに惹かれたのは、ササに作られたミシン目の謎解き。
これは私もずっと謎に思っていたのですが
新開さんはしわざの主を発見し、生態写真と実験をふまえて解明されています。
この追求心とは、誰しも第一発見者になれる可能性があるよと本は教えてくれます。


先日ご一緒したときに教えていただいたウスイロカザリバ幼虫の「しわざ」。
幼虫が透けて見えます。
(文一総合出版「虫のしわざ観察ガイド」新開孝/写真・文を参照)

ウスイロカザリバ幼虫



さて。こちらは私が今日見つけた「しわざ」。
どこがどう合わさるのか、切り取られた葉をパズルのピースのようにはめたくなる。
でも、それだとちょっと面積が足りないようなーーー

不明しわざ


葉を透かしてみると、二枚重ねになっているのがわかりました。

不明しわざ2


あちこちに、同じものがたくさんありました。しわざの主は、だれなんだ?

不明しわざ3

※新開孝さんより、食草まで割り出していただき
クロツヤマガリガの可能性があると教えていただきました。ありがとうございます!





| その他 | 10:03 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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オオトリノフンダマシ♀の模様の変化


農地の脇を歩いていると、ヤマトシジミがちらちらと。のどかな風景かな。

ヤマトシジミ


この土地の休耕田では、毎年オオトリノフンダマシを多く見ます。
このクモはじっと見ていると、背中の模様がぐるぐる動いて見えるのが面白いですね。

オオトリノフンダマシ♀

オオトリノフンダマシ♀2

2秒後の変化。なんだか怒られているような。

ナシイラガあたりでしょうか、5ミリ程度の幼虫。
まだ葉の表面をけずりとって食べるのですね。葉に描かれた模様がおもしろい。

イラガの一種・幼虫


「クロコノマチョウのような・・・でもちょっと違う」
目線より少し上、ササの葉裏にいた、まだ1センチのクロヒカゲ幼虫。
体に描かれた縦線がなかなかにくいです。

クロヒカゲ幼虫


アリバチは地面をウロウロしているのをよく見ますが、こんなふうに
葉上で何か探し物をしている姿もよく目にします。
なにか食べ物でも探しているのかしら。

アリバチの一種
                            (ムネアカアリバチか)




| クモ | 22:25 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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ハゴロモヤドリガ幼虫の運命


ジョロウグモの網に掛かってから糸でぐるぐる巻きにされるまで
それは一瞬のことで、逃げ出す隙はありませんでした。

ハゴロモヤドリガ幼虫


その後ベッコウハゴロモごといったん手放すと、ジョロウグモは網の上へ移動を。
そこから糸をたぐり寄せ、獲物を引き上げた。

ハゴロモヤドリガ幼虫2


14時32分26秒。
食事を始めるジョロウグモ。そこに獲物がもう1匹いることに気がついているのかな。

ハゴロモヤドリガ幼虫23


もう1匹の獲物とはハゴロモヤドリガ幼虫。
体に白いロウ物質をまとったこの幼虫は、ハゴロモ類に寄生します。
じっと見ていると、かすかにもそもそ、もそもそと動いているのに気がつきました。

ハゴロモヤドリガ幼虫4


もそもそ、もそもそ。
肌色の顔とぽちんと黒く小さな目が見え隠れします。「あっ、脱出できるのかー!?」

ハゴロモヤドリガ幼虫5


「ーーああ、また引っこんじゃった・・・」
クモの糸は想像以上に強いようです。力尽きちゃったかな。

ハゴロモヤドリガ幼虫6


それでもハゴロモヤドリガ幼虫はあきらめることはしませんでした。
休みながらも脱出を試み、もそもそ体を動かし続けました。そして、
「とうとう、脱出できるのかーー!?」

ハゴロモヤドリガ幼虫7


もそもそもそもそ。

ハゴロモヤドリガ幼虫8


もそもそもそもそ。
「なんと、敵の顔に近づくとは、大胆不敵なーーー」

ハゴロモヤドリガ幼虫9


ーーーと、次の瞬間。ジョロウグモは獲物をぱっと放しました。
時刻は15時7分34秒。
ハゴロモヤドリガ幼虫はベッコウハゴロモの体からいよいよ這い出してきました。
さて、このあと幼虫はどうなったのでしょうか。それはご想像におまかせを。

ハゴロモヤドリガ幼虫10





| 昆虫その他 | 20:45 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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ヤゴの正体


ときどき立ち寄るとある公園。
そこには、数年たてば陸地になりそうな小さな小さな池があって
そんな場所にはどんな虫がいるのかも気になります。(→過去記事
以前、そこでヤンマのヤゴの抜け殻を見つけたので、誰のものか興味がありました。

そしてこの日、赤茶色のヤンマがせわしなく飛ぶ姿に出会えました。

マルタンヤンマ産卵
                                  (産卵中)
「マルタンだったかーー」
ヤゴの大きさからしてもマルタンヤンマかカトリヤンマと予想していました。
ここは安定した産地にはなりにくそう。

この小さな小さな池には、その周りの草地もふくめて
羽を休めているキイトトンボがたくさんいます。
この雌が食べているのはアシナガグモの一種かな?

キイトトンボ♀食事中


鮮やかな黄色をした雄。たくさんいても、まだ交尾産卵には出会えない。

キイトトンボ♂


アゴも使って葉にしがみついて休んでいるのはツチバチの一種。
いつも数匹が池の植物にこんなふうにしているのを見ます。

ツチバチの一種


あら、池の際でかたまっているのはツノトンボ幼虫たち。

ツノトンボ幼虫


ツノトンボ幼虫2

周辺はいつもすっきり芝生が手入れされている公園。
ツノトンボがいたのは意外でした。





| 昆虫 | 21:54 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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ヒメカギバアオシャク羽化


7月27日に見つけたヒメカギバアオシャク幼虫。(→過去記事
思うことがあって、その日は家においでいただくことにしました。

すると翌々日の午後にーーー「あれれ、もう蛹室を作っちゃった」

ヒメカギバアオシャク蛹室

穴あきの小さなお部屋が魅力的。だけど窓を作る理由はなんなのかな?

そしてこの日。めでたく羽化したので一緒にバスに乗り故郷の雑木林へ。
すると間もなく、雨がぽつぽつ落ちてきました。

ヒメカギバアオシャク幼虫





| 昆虫 | 21:16 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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クロバネツリアブを想う



台風前、時刻は16時すぎ。空はごろごろいって、ヒグラシは鳴いたり鳴き止んだり。
そんな中、ふらふらとクロバネツリアブが翅を休める場所を探していました。

クロバネツリアブ

数日前のこと。
このアブがホバリングしながら、とある場所に執着しているのを見ました。
そして、くいっくいっとまるで卵を飛ばしているかのようなしぐさを。
そこを巣にしているハチもいたのですが、このアブの幼虫は狩りバチに寄生するそう。
あれは産卵行動だったのかしらとーーーー





| 昆虫 | 22:13 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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コカブトムシ♀と


土用芽と言う言葉を教えていただいた日。
その土用芽に、この日もヒメカギバアオシャク幼虫がいました。(→過去記事

ヒメカギバアオシャク幼虫

いまの時期のヒメカギバアオシャク幼虫はどれも白っぽい印象。

クロオオアリでしょうか。何かの幼虫のお尻付近にずっと執着してる。

アリ

ときどきアゴを動かしたりもして。その子はだれだ、カイガラムシの幼虫かしら。
※新開孝さんより、ヨツボシテントウの幼虫だと教えていただきました。
アリがまるで甘露をねだるような仕草をテントウ幼虫にもするとは知りませんでした。

アリ2


ヒゲナガサシガメ幼虫は越冬中のものをよく見ますが(→過去記事
するとこの時期のものは二化目ですかね。

ヒゲナガサシガメ幼虫


ところどころ白くなった倒木をうろつく黒い虫がいたので
コクワガタ♀かと思い近づくと、それは久しぶりに見るコカブトムシ♀でした。
産卵場所を探していたのかしら。

コカブトムシ♀





| 昆虫 | 21:28 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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コナラにて


もそもそもそ。中にまだいたんだね。

ツマグロフトメイガ幼虫か

このところ何度も目にしているツマグロフトメイガかその近縁の糞ハンモック。
初夏によく見るのでその残骸かもなと思っていましたが、
今日は顔を見せてくれました。
幼虫は自分の糞でハンモックのような蓑を作り、その中でかくれて過ごします。

ツマグロフトメイガ幼虫か2


あっ、今日もまたヒメカギバアオシャク幼虫がいたぞ。(→過去記事

ヒメカギバアオシャク幼虫

越冬態とは少しだけ姿が違っているので、本当にヒメカギバの幼虫なのか
枝に刺激をあたえてみました。すると

「ああ、やっぱりヒメカギバだね」体をすっくと持ち上げ、お決まりのポーズ。

ヒメカギバアオシャク幼虫2


この同居している幼虫2匹は、だれだろう?

不明幼虫


葉裏には、タカラダニを3匹つけたクサカゲロウの一種がいました。
どこでくっつけたのかしら。

クサカゲロウの一種&タカラダニ





| 昆虫 | 21:16 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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アサマイチモンジと


もういないだろうとは思っても、クルミを見るとつい探してしまうーーー
探しものは見つからなかったけれど、葉陰に
翅のすれたミズイロオナガシジミがいるのを見つけました。

ミズイロオナガシジミ

「まだいたんだねぇ」
季節の流れは早くて、とっくに姿を消したと思っていました。子孫は残せたかしら。

蜘蛛の糸だらけになりながら、普段は入り込まない茂みをゆくと
細い川沿いのちょっとした空間で、アサマイチモンジが縄張りを張っていました。

アサマイチモンジ

逃げてもすぐ戻ってきますが、私がいるせいでとまる場所に困っている様子。
ひらひらちらちらーーーそして、ようやく落ち着いたのは葉裏でした。
「私から隠れたいのと、縄張りにいたいのとの、せめぎ合いかな?」

この川沿いの少し開けた茂みでは
未成熟なミルンヤンマが翅を休めていました。

ミルンヤンマ





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ネジロキノカワガ幼虫と


鳥糞でも、これはハトのフンといったところでしょうか。

モンクロシャチホコ

私は鳥糞擬態が好きなので、すぐモンクロシャチホコだとわかりましたが、
知らなければただの大きな鳥のフンだと思う人が多いのでは。

角度を変えてみれば、蛾だとわかりますかね。

モンクロシャチホコ2


コナラの葉裏には、ネジロキノカワガの幼虫がいて葉っぱを食べていました。
面白い姿をしていますね。

ネジロキノカワガ幼虫





| 昆虫 | 21:54 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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