てくてく日記

絵本作家・伊藤知紗の自然観察日記(その他もろもろ)。

2016年10月 | ARCHIVE-SELECT | 2016年12月

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知らないことだらけ


カブトムシよりも、このコカブトムシに出会えたほうが
嬉しいと感じる虫好きさんは多いのではないでしょうか。

コカブトムシ死骸2

まるでさっきまで生きていたかのよう。松の根際に潜るようにして死んでいました。
そこで調べてみたら成虫で越冬するとあります。「越冬しそこなった個体かしら」

先日は雪に埋もれていたこの観察地では、今日はウラナミシジミ、ヤマトシジミ、
ベニシジミ、キタテハ、テングチョウ、キチョウ、アキアカネ、ナツアカネ、
コバネイナゴ、カマバエなどなどが、元気に飛び回っていました。

こちらに向かってトコトコとやってくる、ちょっと無防備なコオロギさん。

タンボコオロギ幼虫

「あれ、まだ幼虫だ」見ると翅がまだ生えていません。
目と目の間をいく白いラインを頼りに調べてみると、幼虫で越冬をする
タンボコオロギだとわかりました。
幼虫越冬をするコオロギもいたのかと、やっぱり初めて知りました。




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| 昆虫 | 19:58 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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シリブトガガンボ幼虫は成り年なのか


コツボゴケでしょうか。垂れ下がるコケのカーテンをそっと開くとーーー

シリブトガガンボの一種


「おや。そこにもいましたか」

シリブトガガンボの一種2

「そこにいたなら、先日の雪もなんのそのだね」(→過去記事
今シーズンは非常に多く見ているシリブトガガンボの一種と思われる幼虫。
ほかの観察地も同じようにいるのか、意識してみようっと。


シリブトガガンボの一種3

この幼虫、とても緩慢な動きなので解りにくいのですが、コケを食べてますね。
シャイなようで、黒い頭をしっかり見せてはくれません。(→過去記事


こちらもコケ食いのキスジシロヒメシャクの幼虫。
ぴろーん、とよくコケに止まっています。

キスジシロヒメシャク幼虫





| 昆虫 | 21:02 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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雪とアカネ


谷津から帰る鳥好きのKさんご夫婦と、道でばったり。
「チョウとかトンボはいた?」と聞くと
「先日の雪で草がねてしまい、虫の姿がみつからない」とのこと。
そうして谷津に到着すれば、まだ一昨日の雪がところどころ残っていました。

アキアカネ♂か

するとアキアカネ♂でしょうか、倒れた萱場を行き来しています。
これが面白いもので、なぜか解け残っている雪にばかり行っては
翅を休めようとするのです。白に惹かれるのでしょうか。

だけどどこか居心地が悪いのか、長居はせずに
そのうちぷいっとどこかへ飛んでいきました。





| 昆虫 | 19:05 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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11月に降る雪


11月に珍しく雪が降るというので、昨夜からわくわくして待ちました。

ウスキホシテントウ
                           (ウスキホシテントウか)

その思惑は、通常ならば雪の時期に姿を消している虫と、雪との合作風景。
「そろそろいい頃合いかな」との予想で現地に行くと、あらら積もり過ぎちゃってた。

雪景色

ヤマトシジミやトンボ類が見つかるといいなと思っていたのですが、すでに
背の低い植物はうなだれて雪にうもり、高い笹などは地面まで頭を下げている始末。
この雪をやり過ごせなかった虫は多いかもしれません。

ジョロウグモ

それでもジョロウグモは何匹か見つかりました。
脚にそっと触れると、やわらかく動きます。
長く生きれば知るであろう苦しみに、しばし思いをめぐらせてみたりしました。





| クモその他 | 23:11 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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雪とアカエグリバ


あまりに見事な擬態なので嬉しくって「もう、いいかげんにしなさいよー」と
笑いながら独り言が出ました。

アカエグリバ

止まるのに選んだ場所も文句無し。
もしも「えー、どこどこ。どこに虫がいるの?」と言う人がいたならば。

「もっと近づいて見てごらん。ほら、ここにいるでしょ」

アカエグリバ2

それでも「えー?わからないよ」と言うならば。

「じゃあさ、こっちから見てごらん。ほら、蛾が下向きに止まっているじゃないの」

アカエグリバ3

虫たちがいれば。いくつになっても、わくわくして生きていけそうな。





| 昆虫 | 22:09 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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タマヤスデたち


つ・・・つつつ・・・つつ・・・と。
あの緩慢な動きが、ちょっとでも見てとれるでしょうか。

タマヤスデ3


障害物があれば。もたもた・・・もたもた・・・

タマヤスデ2


そして。よたよた・・・よたた・・・。

タマヤスデ


今日はなぜかタマヤスデが何匹もコケを歩いていました。
以前見たものは落ち葉の下でしたが、これは天候にもよるのでしょうか。
画面中には3匹。このあとまもなく雨となりました。

タマヤスデ4


タマヤスデ5

横から見ると、こんな感じ。
ダンゴムシと同じようにまるまりますが、それに比べ脚がたくさんありますね。
また飼育したい気分でした。(→過去記事





| その他 | 23:14 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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今日は横道


よく行く観察地の手前で、今日はちょっと寄り道を。
それは一昨々日のこと、知人をこの場へ連れてきたときに、ここで初めて
ヒゲボソムシヒキの一種を見かけたからです。
たけど今日は見つからず、うなだれていたらウバタマムシになぐさめられました。

ウバタマムシ

越冬前、日光浴でもしているのか、ほとんど動きませんでした。

こちらも越冬前のモンキツノカメムシ。この観察地ではちらほら見かけます。

モンキツノカメムシ


かわいいかわいいカギバアオシャク幼虫。大好きな越冬イモムシです。

カギバアオシャク幼虫


落ち葉の不自然なかけらが、ころがっていました。
じっと見ていたらやっぱり顔を出しました。
それは落ち葉食いなどをするヒゲナガガの一種。
蓑をぱったん、ぱったん、とやっては面白い移動をします。
平べったい姿は、蓑に治まりがよさそうな。

ヒゲナガ幼虫の一種





| 昆虫 | 20:02 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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筑波実験植物園にて・2


(つづき)

初めて行った筑波実験植物園。
帰りの時間もあるので、後半はささっと見てまわりました。
園ではあちこちでアカスジキンカメムシの幼虫がより固まっていました。
ツバキの園芸種より。ここにもたくさんいました。

アカスジキンカメムシ幼虫


水辺ではホソミオツネントンボが2匹、蚊を狙ってツツツーと飛びます。

ホソミオツネントンボ


チラチラと飛ぶオレンジ色。一見ベニシジミかテングチョウのようにも見えますね。
止まるのを待って見たら「ああ、やっぱりイカリモンガ」
そこで、なんの花かな?と確認すると、準絶滅危惧のキクタニギクとあります。
「そうだった、ここは植物園ーーー」

イカリモンガ2&キクタニギク


そのイカリモンガを追うと、やがて地面に降り立ちました。
枯れ葉に紛れるその姿に、成虫越冬を意識させられます。

イカリモンガ


同じく成虫越冬のフサヤガ。
くしゃっとした枯れ葉が頭上に引っかかっているようにしか見えない。

フサヤガ


にじり寄ると、ゆっくりヨコヅナサシガメ幼虫は去っていきました。
難を逃れたような、このいもむしの名は、さてなんだっけ。

ヨコヅナサシガメ&イモムシ


目の前を飛び去ったオレンジ色。
それがまだ実際には見たことのないミノウスバだと、なぜだかすぐにわかりました。
もう一度見たい私は、その後しばらく幼虫の食草であるマユミを探しまわることに。
しかし見つからず、もういいかげんあきらめたときに葉上でぼーっとする雄を発見。

ミノウスバ♂


カシにぶら下がる枯れ葉。このまま通り過ぎるのは、ちょっとまった。
あやしいぞ、と思い近寄ってみると・・・ほうら、いたいた。

ムラサキシジミ


それは、かくれんぼ上手なムラサキシジミ。ここを越冬場所にするのかもね。

ムラサキシジミ2


時刻は16時過ぎ。もうすぐ園が終わる。
入園した12時過ぎに見たウラギンシジミは、帰るときも同じ場所に動かずいました。
「おやすみよ」

ウラギンシジミ





| 昆虫その他 | 22:42 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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筑波実験植物園にて・1


ーーちょっと落ち着かない日々でしたので、滞っていた少し前の記事からーーー


この日はわけあって少し遠出をしまして、舞台は筑波の実験植物園です。

せっかく奥行きある土地なのに、初めて来たもんだから
まだ入り口付近だというのにそこでだいぶ時間をとってしまいました。
だってしょうがない、以前から見たいと思っていたカマバエが、いきなり
ひょっこりいるもんだから。

ミナミカマバエか2


「おおおー。そのカマかっこいいー」
てっきり、もっと小さな体かと思っていました。そして、
もっと淀んだ水辺にいるものかと。
カマバエにはミナミカマバエやヤマトカマバエなどがいるようです。
茨城のこの土地にいるのは、さてどっち。

ミナミカマバエか


そうだここは植物園、食虫植物のサラセニアがありました。
ハナアブが少しずつ、少しずつ捕虫嚢へ下っていきます・・・

サラセニア&ハナアブ


あちこちの捕虫嚢をのぞいて見ました。すると「あらら、たくさん捕まってる」

サラセニア&蛾


「ならばこのクモは、どういった立場でいるのだろう」

サラセニア&クモ


敷地内にある教育棟と研修展示室では「鳥の眼で見る自然展」を開催していました。
そう、この展示を見に筑波へ来たのでした。

筑波実験植物園・研修展示室
                              (研修展示室1F)

その内容は興味深くて、たとえば鳥の巣には何種もの虫が住んでいることや、
古巣で夏眠や越冬をする虫たちのことも紹介していました。
また、樹洞の巣にくらべ、枝や草を編んで作られる巣のほうが何かと危険が多いので
そのような巣で育つ鳥は産む卵の数も少なく、巣立ちが早いのだと知りました。
巣箱の中で、ぐにゃりと休んでいる2匹のアオダイショウの写真には迫力があり
気に入りましたね。

「鳥の眼で見る自然展」

画像に写る「糞のふりをする虫」のパネル。
今回、その左のスカシカギバ幼虫の写真をお貸ししました。
研究主幹の濱尾章二さんともちらっとお話をさせていただきましたよ。
おひげがとても似合う、ほほえみが素敵な研究者さんでした。

つづく。





| 昆虫その他 | 21:39 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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