てくてく日記

絵本作家・伊藤知紗の自然観察日記(その他もろもろ)。

2015年04月 | ARCHIVE-SELECT | 2015年06月

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ムツボシタマムシの産卵



ムツボシタマムシ

クリの枯れ枝を行ったり来たりしているムツボシタマムシがいました。


ちょこまかと忙しそうなその動きは、まるで樹液に来るハエのようでもあります。

ムツボシタマムシ2

産卵管を出したり引っこめたりして産むのに良さそうな場所を探って見えます。
そうして産卵管を材に刺すと、数秒止まります。
このとき、実際に卵を産んでいるかどうかはわかりませんでした。

ムツボシタマムシ3


立ちどまったとき、ときどき樹皮を口で何度もむしり取るような仕草をします。
食事をとっているように見えました。

ムツボシタマムシ4


うろちょろしながら、産卵管を材に刺したなと思って見ていたらーーー

ムツボシタマムシ5


ムツボシタマムシ6

また材を食べるような仕草をしました。
このとき何度も顔をもたげる姿がちょっとかわいい。





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| 昆虫 | 23:15 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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クワの木で


この時期になると手を伸ばし、熟れた実をぱくっとするクワの木があります。
昨年はその木にハラグロオオテントウがいたので気にしてみました。(→過去記事

すると、見上げた先にいたのはーーー「あら、幼虫さん」

ハラグロオオテントウ幼虫

ハラグロオオテントウの幼虫がカメムシの卵と同居していました。

ほかの枝も見てみるとーーー「そこにいるのは蛹だね」

ハラグロオオテントウ蛹

蛹はまだ若いクワの実に擬態しているようにも思えました。

ハラグロオオテントウ蛹2
                                 (蛹は左上)

ヒメツノカメムシ&幼虫

同じ木ではヒメツノカメムシの母さんが子供を守っていましたよ。





| 昆虫 | 22:51 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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アサマイチモンジ


いつからこの観察場所に生息していたのだろうーーー

アサマイチモンジ

「あれっ、きみはアサマイチモンジだよね?!」
いつもの観察場所で見たのはこれが初めてです。
4年前、飯能市内を少し遠出したときに見たことがあったので
それからはイチモンジチョウを見るとアサマかもと確認するようにしていました。

この個体は終止縄張りを張っていました。

アサマイチモンジ2


こちらが今日、同じ観察場所で見たイチモンジチョウ。
よく似てます。

イチモンジチョウ




| 昆虫 | 20:06 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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トチノキで・2


シリジロヒゲナガゾウムシ♂♀がいた半枯れのトチノキには、
産卵に勤しむハチも数種いました。(→過去記事


クロヒラアシキバチ

こちらはクロヒラアシキバチ。キバチの産卵は初めて見ました。
背中側から見ると、腹を左右に終止ゆらして産卵しているのがわかりました。

大型のハチだし見応えがあるぞ、と思って眺めていると
おや、黄色いハチがやってきた。

クロヒラアシキバチ&ニホンヒラタタマバチ

これはニホンヒラタタマバチ♀。
このクロヒラアシキバチの幼虫に産卵するとの記述もありますが私にはわかりません。
もしもそうだったら
「我が種の繁栄のためにしっかり産卵すべし」なんて見て思ってたりして。

クロヒラアシキバチ&ニホンヒラタタマバチ2


やがてニホンヒラタタマバチも産卵をはじめました。
さては寄主を見つけたな。

ニホンヒラタタマバチ


オナガバチたちもこの木で産卵していました。
オナガバチの寄主はキバチやカミキリの幼虫だそうです。

オナガバチの一種たち





| 昆虫 | 23:57 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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トチノキで・1


「おーい、まってくれー」

シリジロヒゲナガゾウムシ♂

この触角をまた見たいと思いながら、気がつけばもう4年が経ってました。
とにかくじっとしてくれないシリジロヒゲナガゾウムシ♂です。
ああ、あのときもこんなだったなあと思い出します。

シリジロヒゲナガゾウムシ♂2


ほかにもまだいないかな、と思って同じ立ち枯れを見ると産卵中の雌がいました。

シリジロヒゲナガゾウムシ産卵


産卵前には材を掘ったであろう痕跡が顔にあります。
この立ち枯れにはもう1匹雌がいました。
4年前もそうでしたが、雄に比べてはるかに小さな雌を見ます。

シリジロヒゲナガゾウムシ産卵2





| 昆虫 | 20:06 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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イボタノキにて


チョウ類、ハチ類、ハナカミキリなどなどなど。
この時期花咲くイボタには虫がたくさん集まります。

「おやおやおや・・・」

コガタスズメバチ&コマルハナバチ


コガタスズメバチ&ヒメトラハナムグリ2

コマルハナバチ(たぶん)がコガタスズメバチにつかまっていました。
カチカチとスズメバチのアゴの音が聞こえます。
片脚だけでつかまって、揺れないよう翅をおさえに使っているみたいでした。
近づいてもこちらには興味がないようで、さっさと肉団子に仕上げると
飛び去りました。

おや、こちらではヒメトラハナムグリがヤミイロカニグモにつかまっている。

ヒメトラハナムグリ&ヤミイロカニグモ


蜜も吸わずにうろうろしていたのは、ハチに似ているムネグロメバエ。
口吻が突き出ているので肉食なのかと思いましたが蜜吸いのよう。
これは雄のようなので雌でも探していたのかな。

ムネグロメバエ


イボタの幹にあった、何者かの卵塊。
雰囲気はクロセンブリの卵に似ています。(→過去記事
もしもセンブリ類の卵なら、3、4匹の母が産んだ量に思えました。

不明卵塊





| 昆虫その他 | 22:09 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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サラサヤンマ産卵


今日はサラサヤンマの縄張りに虫友Yさんをご案内。
3日前と同じ場所で、雄が翅を振るわせて止まっていました。
「雌がきたら飛んでいっちゃうからねー」
と、私にせかされたYさんは急いでバシバシと撮影にはげみます。
すると、近くに雌が産卵をしにやってきました。

サラサヤンマ産卵


サラサヤンマ産卵2

産卵を見るのは5年ぶり。
雌は少しずつ移動しながら産卵する場所を替えていきます。
「こりゃ、雄に見つかっちゃうぞ・・・」と思っていたら案の定。
あっという間に捕まると、木の上へ連れ去られました。

しばらく縄張りを留守にしていた雄でしたが
70分後にはお気に入りの枯れ枝に戻ってきていました。
翅だけは振るわせていて、いつでもまた出動できる体勢です。

サラサヤンマ♂





| 昆虫 | 19:23 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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シロスジナガハナアブ


飛んでいる姿はスズメバチかアシナガバチのようだけど。
だけど、どこか違和感がある。

君は・・・だれだ?!

シロスジナガハナアブ


シロスジナガハナアブ2

ああ、やっぱりアブだった!

前から見たいと思っていたシロスジナガハナアブ♀。
この木にはほかにもたくさん虫はいたけれど、私の目は1時間ほどの間
ほとんどこのアブだけを追っていました。

シロスジナガハナアブ3

何度か飛び去ってもすぐまたやってくるので
よっぽどお腹が空いているのかと思ったのですが、画像を見直すと
「あら、雄もきていたんだね」

シロスジナガハナアブ♂

雄は目と目が一部分くっついています。
この雄は下草に止まりなおすと、こんなふうに口吻のそうじをしました。
たぶんこの木には数匹がやってきていたのだと思います。

シロスジナガハナアブ♂2

飛ぶ姿は、がっちりしたアシナガバチといった印象でしょうか。
初めての出会いですが、しかし今まで私が見分けられなかっただけで
何度もすれ違っていたのかもしれません。





| 昆虫 | 23:55 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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黒い蛾


シャクガ黒化型か2
                               (開帳4センチ)
                              
「う〜ん、これはだれだろう。シャクガの一種が黒化したものかな?」
こういった場合、裏翅も見ておくべきだったなと後になって思いました。

オレクギエダシャクにときどきこういった黒化型が出るようです。
痛みのない新鮮な個体に見えました。





| 昆虫 | 22:26 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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クロモンベニマルハキバガ産卵中


夕方6時半。
薄暗くなった谷津で目立って飛ぶのはクロスジギンヤンマ♂くらい。
3匹のアリノスアブの一種が、それぞれカシの葉上ですでにじっとしていました。

それでも「だれかいないかな?」と枯れ木の裏をのぞくと
クロモンベニマルハキバガがうろうろしていました。「さては産卵だな」

クロモンベニマルハキバガ産卵


とことこ移動しながら腹の先を動かして、卵を産みたい場所を探しているようです。
「とことことこ・・・」

クロモンベニマルハキバガ産卵2


そして産卵姿勢になると数秒間その場所から動きません。

クロモンベニマルハキバガ産卵3


頭から翅の先まで1センチあるかないかの大きさ。
お母さんは卵を産むことに集中しているようで、ライトを軽くあてても
一度も飛ぶことがありませんでした。

クロモンベニマルハキバガ産卵4


こちらはくぼみに腹の先を入れている様子。
「幼虫は枯れ木を食べるんだねぇ」自然界は上手くできているようです。
気がつけば時刻は7時過ぎ。どおりで暗いわけでした。

クロモンベニマルハキバガ産卵5





| 昆虫 | 21:43 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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やっぱりいたアオサナエ


17日にホンサナエを見つけた農業用水路。(→過去記事
あのとき見たと思ったアオサナエは、やっぱりそこにいました。

アオサナエ

「あー良かった、見間違いじゃなかった」

しゃがんで見ていると、すぐそばにやってきて止まりました。

アオサナエ2


「どうやらアメンボを捕食中だね」

アオサナエ3

せっかく近いので、付けていた望遠レンズをマクロに替えようと動いたら
あっという間に高い木へ去っていきました。
「ああ、そんなに甘くはなかったか・・・」

一昨年はアオサナエを見に河原まで行きました。(→過去記事
そのアオサナエを違う土地のこの用水路で発見出来たことは嬉しいです。
しかもここにはホンサナエもいます。
観察場所がいくつかあるとちょっと見方に幅が生まれるように思いました。

ホンサナエ
                             (今日のホンサナエ)




| 昆虫 | 20:01 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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マエキトビエダシャク


時間も遅いので2、3枚だけ写すつもりでしたが、見ているうちに
擬態の見事さがじわり、じわり。
「めくれた枯れ葉がひっかかっているように見える・・・」

マエキトビエダシャク


私などフラッシュを下手に使えば、擬態の面白さをだめにしてしまうだけでしょう。
自然下での擬態はそのままで見るのが一番いいやと思いました。

マエキトビエダシャク2





| 昆虫 | 21:22 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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オナシカワゲラの一種か


新しい命のつぶつぶ。

オナシカワゲラの一種

お母さんはまだ卵を産んでいる最中のようで腹の先をゆっくり上下させていました。

オナシカワゲラの一種2


オナシカワゲラの一種3

車止めの看板の上で、ひっそり産卵中。
最後まで見ることはできませんでしたが、この後お母さんは水辺へと移動して
卵をあずけるのでしょう。幼虫は水中で生活をします。

久しぶりに少しまとまった雨が夜中に降りました。
観察場所への入り口を通ると湿ったにおいがします。大好きなにおいです。





| 昆虫 | 19:36 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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コアオハナムグリ


ぐー、ぐー、ぐー、と。寝ているようにも見えますが、どうなんでしょう。

コアオハナムグリ


コアオハナムグリ2

「花粉をたらふく食べました」といった感じのウンチです。





| 昆虫 | 23:27 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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用水路のホンサナエ


農業用水路の脇を歩いていたら、水中に生える植物からトンボが飛び立ちました。
「あれはだれだろう・・・」
止まった姿を見るとサナエトンボのよう。

ホンサナエ♂4
                                 (画面中央)

今までこの土地で見たサナエトンボ科はコオニヤンマ、ヤマサナエ、
オナガサナエですが、それらに比べるとどこか丈が詰まったような印象です。
見ていると少なくとももう1匹はいて、縄張り争いをしていました。

やがてこちら側にきて止まりました。

ホンサナエ♂


「ふむふむ。その背中のZ模様はやっぱり初見だ」
こういったとき、わくわくします。

ホンサナエ♂2


ここは以前はほとんど立ち寄らない場所でしたが、少し前に
白化型ベニシジミと出会ってから来るようになりました。(→過去記事
そのときにこの用水路沿いに畑をもつMさんと知り合いになり
今日は会いにいく途中でこのホンサナエに出会えました。


ホンサナエ♂3
                                  (食事中)

ホンサナエを調べると減少という記述を多く見ます。
今日は一度だけ、目の前をアオサナエも通り過ぎました。
あの緑の体色は確かにそうだったと思うのですが、周辺で田畑をしている人々は
ここにいる彼らのことをきっとほとんどが知らないだろうなと思います。





| 昆虫 | 23:24 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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トゲアリとハイイロヤハズカミキリ


今日は都内で電車が止まるハプニングにあいました。
私はその線に乗り替えるために改札は通ったのですが
階段上のホームまで人がいっぱいで、たどり着けない状態でした。
ホームでは、人々は列をつくって静かに並んでいる様子。
階段では、向かって右側の上り階段は壁側と手すり側とで両側に分かれて並び
真ん中がすっぽり空いています。
手すりをはさみ、左側の下り階段からホームへ上がる人はおらず
そちらはがらんとしていました。「この人種って、すごいんじゃないかしら?」


なんとなくアリを連想しましたので、これは昨日見たトゲアリたちです。

トゲアリ
                              (5月14日撮影)
こんもりと集合していたので、なにしてるのかな、と思い
目を近づけるとときどき白いものが見えます。

トゲアリ2


「それは幼虫かな?」

トゲアリ3


枯れ枝をそのこんもりした中心にスッと入れると、わらわらと
大騒ぎになってしまいました。アリが何層にもなった奥から、
白い塊をくわえたアリが見えてきました。「それは卵かしら」

トゲアリ4

なにをしていたのかよくわかりませんが、アリが群れ動く音が印象的でした。


夜遅くに帰ってくると、ハイイロヤハズカミキリがお出迎えしてくれましたよ。

ハイイロヤハズカミキリ





| 昆虫 | 23:20 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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ニホンベニコメツキ産卵


だれかいないかな、と立枯れをみていたら
ベニコメツキが飛んできて目の前にとまりました。

しばらくうろうろすると動かなくなりました。産卵をはじめたようです。

ニホンベニコメツキ


少しするとお尻を持ち上げ、またうろうろしはじめました。
お尻(腹)の先に産卵管らしきものが見え隠れします。

ニホンベニコメツキ2


見ていると、何者かが作った穴を利用してそこに産卵している様子。
産卵前はまずこんなふうに穴をのぞきこんでは中を確認します。好きな仕草です。

ニホンベニコメツキ3





| 昆虫 | 20:24 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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赤い虫


久しぶりの谷津で鳥に詳しいKさんにお会いした。
「赤い虫を鳥が食べているのって、見たことありますか」「それはないなぁ」
ふむふむ。赤い色の警戒色は鳥には効き目がある様子。


アカヘリサシガメ&ナナホシテントウ2
                              (5月10日撮影)
しかし虫同士となるとそうもいかないようで
ナナホシテントウがアカヘリサシガメに捕まっていました。
ナナホシテントウは苦い汁を出すので「食べたらまずいよ」の赤とするなら
アカヘリサシガメの赤は「近づいたら刺すよ」といったところなのかな。





| 昆虫 | 20:13 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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ハチガタハバチ


草かげでうろうろしていました。
「あなたはムモンかな、それともヒメかなー?」

どちらのホソアシナガバチなのか、額に紋があるかを確認したくてのぞき込みました。
「紋はあるみたい。ならばヒメホソアシナガバチだね」
だけど、どこか違和感があります。
そこで、飛び去る姿も気にして見ましたが、やはりアシナガバチのようでした。

ハチガタハバチ

ところが、写したものを確認すると。
「翅が違うし、ハバチの顔してる・・・」
調べてみるとハチガタハバチというのがありました。
こりゃおかしな名前だぞ、と思いましたが、どこか納得。
野外で見間違えている人は少なくないなと思います。





| 昆虫 | 21:07 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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カバイロモクメシャチホコ幼虫


「ん?そこ、どうなってるの?」

カバイロモクメシャチホコ幼虫


「ああ、そうか。脱皮したあとだったんだね」

カバイロモクメシャチホコ幼虫2

でも頭の部分だけまだくっついている。
食べるのかな?とも思って見ていましたが、幼虫はただ頭をふらふら動かすだけ。
そこで、枝をたぐり寄せて殻をつまんでみると、これがなかなか取れません。
ようやく外れると、ちょっとすっきりして見えた幼虫でした。

これは同じサクラにいた別個体。
なかなか隠蔽効果のある体の模様だと思いました。

カバイロモクメシャチホコ幼虫3





| 昆虫 | 18:16 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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♂ツルギアブの一種か


ツルギアブの一種か

夕方。水路の脇にルリハナアブが止まっているのでながめていると
ふわふわしたアブが近くを飛んでいました。

ツルギアブの一種か2

ツルギアブの一種でしょうか、やわらかな印象を受けます。
この日は風も強くてチョウたちはどこかでもう翅を休めている様子でした。
このアブも早く休む場所を見つけたいように思えました。





| 昆虫 | 22:14 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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14日目の白化型ベニシジミ


今日会えたら15日連続となったのですがとうとう現れませんでした。(→過去記事
理由はいろいろあるでしょうが、
4時前で風が強く、また広い範囲で草刈りが行われた直後のせいか
白化ベニシジミだけでなくほかのベニシジミすら飛ぶのを見ませんでした。

ただ数日前から体力が落ちたのを見て感じていたので
見ることができるのはあと1、2日では、と昨日は思いました。

ですので、これは昨日の姿です。

白化型ベニシジミ

周辺を探すこと約20分。ようやくいつもの縄張り場所で飛ぶのを確認。
地面をとことこ歩きながらストローで何かを探ったりしていました。
そのあと見失うこと数回。縄張りにいる時間が減ったようにも感じました。

これは2匹でもつれるように降り立った場面。
画面中央に白化ベニシジミ、その左手前がベニシジミです。

白化型ベニシジミ2

約1分間、2匹はぴたりと止まったまま。

白化型ベニシジミ3

このあとベニシジミが小さく翅をぱたぱたさせながら歩いて移動を始めると
白化ベニシジミは後を追いました。

その後また20秒ほどの間、2匹は止まりました。
やがてベニシジミが歩き出すと、再び白化ベニシジミは後を追います。

白化型ベニシジミ4


白化型ベニシジミ5

この後もう少しだけ、2匹の間に距離が出来ると白化ベニシジミだけ
ぱっと飛んでいきました。
1匹となったベニシジミはしばらくの間、この場所でじっとしていました。



白化型ベニシジミ6

この個体は白化型と珍しく、姿は雌のようですが雄化して見える行動をして
特殊ですが、1匹のチョウを14日間も続けて見ることができて
本当に貴重な体験でした。





| 昆虫 | 20:04 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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ルリハナアブ


草むらの脇を歩いていると、水色がかった金属光沢が視界に入りました。
「あら、ひさしぶり!」

ルリハナアブ

それはこの時期にだけ見られるルリハナアブ。
昨年はタイミングが合わなかったようでとうとう出会えませんでした。

ルリハナアブ2

ハルジオンの花から花へ、のんびり飛んでいます。

数年前に初めて見たとき、いろんなアブがいるんだなぁと
虫の世界の奥行きをあらためて感じました。そこがまた面白くてわくわくします。

以前友人にこのアブの写真を見せると、戻ってきた言葉は
「ギンバエとの区別がつかない」でした。





| 昆虫 | 20:56 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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ウラゴマダラシジミ蛹


昨日、前蛹姿でいるのを確認したウラゴマダラシジミ。(→過去記事
今日は蛹になっていました。

ここはぬかるんだとても狭い道で、来る度に新しいわだちが目立ちます。
車が通ればこの枝をかすめているであろう位置。
さて、上手く羽化までいけるか?

ウラゴマダラシジミ蛹





| 昆虫 | 20:20 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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いもむし事情


4月23日にコナラのひこばえで見つけた1・3センチほどのイモムシ。
この時期あちこちに引っかかっているコナラの花穂に似ているなと思っていたら
この日はいいところに止まっていました。

イモムシ
                              (4月28日撮影)
「うーん、花穂にまぎれていい感じ」

イモムシ2


そのすぐそばには見慣れないイモムシが。
「あらら、反対側を向いていたらよかったなぁ」

イモムシ3
                              (4月28日撮影)            
これも擬態といわれる姿だなと思って見ていると
背に怪しげなぷつぷつを2つ発見。 
   
イモムシ4


今日はその怪しげなぷつぷつを4つつけたイモムシがいました。

イモムシ5


今日はウコンカギバ幼虫を4匹見ました。相変わらず面白い姿です。

ウコンカギバ幼虫

枯れた植物のようにも見えます。
ちょっとごめんよと手前の葉っぱをどけると、糸を吐いてぱっと落下しました。

「うんしょ、うんしょ、うんしょ」
体をくねらせ、吐いた糸をたぐり寄せては上昇していきます。
今、集めた糸の束を胸脚で抱えています。

ウコンカギバ幼虫2

一見、擬態が見事だと思えるウコンカギバ幼虫ですが、中齢時に
クモにやられたこんな姿のものもいました。

ウコンカギバ幼虫死骸
                               

見上げたコナラの葉にアカシジミの幼虫がいました。
眺めていると、横腹にいくつも怪しげな黒い痕がーーー

アカシジミ幼虫
                              (4月28日撮影)

以前ウラゴマダラシジミ幼虫がいた枝先には
前蛹と思われるものがいました。(→過去記事
よく見ると、やはり怪しげな黒い痕が見えます。

ウラゴマダラシジミ前蛹

イモムシたちにも抵抗力があるようなので、寄生されても
全てがやられてしまうとはかぎらないようですが、しかし気がかりです。

今日はオオミドリシジミの幼虫も見つけました。
相変わらず、ふにゃふにゃして見える紫色の葉の部分とよく似ています。

オオミドリシジミ幼虫


オオミドリシジミ幼虫2

さて、この子は寄生などされていないのでしょうか。
擬態とはやはり鳥などに向けられたものが多いのかなと思ったりします。





| 昆虫 | 21:36 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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11日目の白化型ベニシジミ


昨日見たとき、小さくなったなと感じました。
ぼろぼろの翅は生きてきた証ですね。(→過去記事

ベニシジミ白化型

昨日の夕方、白化ベニシジミの縄張り周辺の草刈りがされたので
移動してしまうかなと心配でしたが、今日も同じ場所で会えました。

一昨日、虫の研究者Sさんとお会いする機会をいただけたので
この白化ベニシジミについて話を聞いてもらいました。
わかったのは、やはり白化は雌に出る(または出やすい?)ということ。
そして、雄化はありえるとのことでした。(→過去記事

不思議が詰まってます。





| 昆虫 | 20:26 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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