てくてく日記

絵本作家・伊藤知紗の自然観察日記(その他もろもろ)。

2014年12月 | ARCHIVE-SELECT | 2015年02月

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片栗粉の思い出


今日は少し雪がつもりました。
まだだれも歩いていない雪の道を行くと、ぎゅっ、ぎゅっ、と音がします。
子供のころ雪にあこがれて、片栗粉でこんな音を出して楽しんだのを
いまも思い出します。


ホソミオツネントンボ


ホソミオツネントンボ2

1月11日に見つけたホソミオツネントンボは、枝から枝へ
20センチほど移動をしていました。(→過去記事
上から雪のかたまりが落ちてきて体をかすると、ちょっともじもじしました。
26、27日は気温が上がったので、どこかへ飛んでいってしまったのではと
思っていましたがまた会えました。


サカグチトリノフンダマシ♂か3

同じ日に見つけたサカグチトリノフンダマシ♂と思われるクモ。(→過去記事
この角度から見ると触肢がよりはっきりして見えます。
葉っぱがぬれているのは、探しているときに葉を少しめくったせいです。
いやだったようで、こちらももじもじ。





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| 昆虫その他 | 16:08 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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またクロコノマチョウに会いに



カエル卵塊2
                            (ヤマアカガエル卵塊)


前から気になっていたのですがーーー
成虫越冬する蝶や蛾たちの中で“落葉下で越冬”との記述を見ます。
それだと翅が痛みそうに感じて「違う場所では?」とも思っていました。

そこで、昨日出会ったクロコノマチョウを今日も探してみました。(→過去記事
そこはちょっとした空間になっていて、昨日は足元から飛び立ったのを見て
きっとこのあたりでじっと越冬しているんだなと感じました。

越冬場所はいくつかの可能性を考えながら探しました。
「そうは見つかるわけないか。ははは・・・」
とあきらめかけましたが、とうとう粘り勝ち!
寒い日でしたが、クロコノマチョウは私に探し出された瞬間、パッと飛び立つと
背後に回り、サッと姿を消しました。だから写真はありません。
さて、どこで越冬していたでしょう?



カエル卵塊

今シーズン初めてヤマアカガエルの卵塊を見ました。
この写真は水辺までまだ数メートル手前の陸地です。
「池まで産むのを我慢できなかったのかな?」
そこでカエルの調査をしているYさんにたずねると
「陸地にある卵は鳥にやられたカエルが出したものだと私は思っていますよ」
との返答。ああ、なるほど。





| 昆虫その他 | 20:23 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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触角のゆくえ


今日は昨日よりさらに暖かくなりました。
普段は足を踏み入れることのない斜面を行くと、足元から
ぱっとクロコノマチョウが飛び立ちました。

クロコノマチョウ

飛ばなければまず見つからなかったと思います。
だってこの翅の模様ですから。

クロコノマチョウ2

越冬体勢でじっと動かずにいる姿を見つけたいものですが
それを探し出すのは難しいのでしょうかね。

今まで見たことのある越冬中の蝶はムラサキシジミ、ウラギンシジミ、ルリタテハ。
越冬中、ムラサキシジミは2本の触角をくっつけて前方へ倒していますが
ウラギンシジミとルリタテハは翅と翅の間にしまいます。

「あなたはどっち?」
このクロコノマチョウの開いた触角を見て思います。





| 昆虫 | 21:56 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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その後の越冬ウバタマムシ


1月18日に見つけた越冬中のウバタマムシはまだじっとしています。(→過去記事

ウバタマムシ

2年前に見つけたものはクヌギの幹で越冬していました。
今回は、幼虫のエサでもあるアカマツでの越冬です。
ウバタマムシの体の表面に刻まれているこのスジは、アカマツの樹皮に
擬態して見えるなと、このたび初めて気がつきました。





| 昆虫 | 20:41 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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その後のウスギヌカギバ幼虫・2


ウスギヌカギバ幼虫

「今日はどこへ虫見に行こうかな?」
越冬中のホソミオツネントンボを見に行くか、
ウスギヌカギバ幼虫とウバタマムシがいる場所にするか、またはーーー
と迷いましたが、やはりここに決めました。
この時期は寒さに耐えるように動かないでいる虫を見るのが好きですが
その同じ自然下で動きのある虫に会えたのもまた新鮮でした。

巣作り中だったウスギヌカギバ(たぶん)幼虫。
巣がだいぶしっかりしてきました。(→過去記事





| 昆虫 | 23:13 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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エビせん色のクモ


葉裏にトリノフンダマシの一種と思われる幼体がくっついていました。

トリノフンダマシの一種・幼体

大きさは1ミリちょっとでしょうか。
この時期見かけるフンダマシは小さいのでほとんど撮りませんが
この個体は赤い点々模様が個性的なので写しました。

葉裏にはほかにも小さなクモが多数いますがすぐ動きだすのでほとんど撮りません。
でもこの類はまず動かないので罪悪感が少なくてすみます。
と、思ったらーーー

トリノフンダマシの一種・幼体2

「ああ、ごめん!」
風が強く手元が狂いました。
葉から糸でぶら下がり風にあおられましたが、やがて下の葉に着地。
すると、おや。

トリノフンダマシの一種・幼体3

「その点々模様は盛り上がっていたんだ」
昨年もこんな模様の個体に会いましたが
角度を変えて見ないとやはり気がつかないことってありますね。





| クモ | 21:47 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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その後のウスギヌカギバ幼虫


小雪がちらつく中、ウスギヌカギバ(たぶん)幼虫のその後を見にいきました。
→過去記事

ウスギヌカギバ幼虫

昨日、左右に頭をふって何度も吐いていた糸はその後さらに補強されたようです。
のぞき込むと少しお尻を持ち上げたように思えましたが
はっきりとした動きはなく、静かに休んでいるように見えました。

明日は雨。ここは少し奥まった場所なのでさすがに見にこられません。
明後日またいこう。





| 昆虫 | 22:52 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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マネキグモ2匹


こうやって見ると、なかなかじょうずに枝に同化しているなと思います。

マネキグモ

虫が少ないから目がいくようになるのでしょうが、この時期になると
マネキグモをたくさん見ます。
カメラを向けることは少ないですが、今日はちょっとおもしろいなと思い写しました。

マネキグモ2

ちなみに、それぞれの糸に白くくっ付いているのは雪。
今日は午前中から小雪がちらつきました。





| クモ | 17:14 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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どうなるウスギヌカギバ幼虫


初めて立ち寄った一角で、またウスギヌカギバ幼虫(たぶん)を見つけました。
「おや、葉っぱに糸が張られてる・・・」

ウスギヌカギバ幼虫


昨年暮れから経過観察していた幼虫は、1月16日に見ると
葉がやぶれていて、幼虫はいませんでした。(→過去記事
やぶれた葉は幼虫が食べたのか、それとも何者かにやぶかれたのか。


1時間後にまた見ると。「あれ、今度は動いてるぞ」

ウスギヌカギバ幼虫2

ゆっくり、ゆっくり。右へ左へと頭を動かしています。
「糸を吐いているのかな?」
そこで、角度を変えて見てみました。

ウスギヌカギバ幼虫3


「ああ、やっぱり」

ウスギヌカギバ幼虫4


すすすすすー

ウスギヌカギバ幼虫5


糸と葉の接着面付近は念入りなもので、時間をかけます。

ウスギヌカギバ幼虫6


すすすすすー

ウスギヌカギバ幼虫7


こっちも、まあまあ念入りに。

ウスギヌカギバ幼虫8


しばらく続けた後。
この糸をくぐって向こう側へ顔を出し、今度は葉の面に糸を吐いているようでした。
その後体の向きを変えると、また同じように糸で葉の面を
コーティングして見えました。
「この時期に蛹になるのかな?」

ウスギヌカギバ幼虫9

この幼虫が本当にウスギヌカギバなら、本には幼虫越冬とあります。
ならば越冬用の巣を作っていたのかしら。

今日も冷たい風が吹いていました。明日また見に行くのが楽しみです。





| 昆虫 | 19:16 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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またイセキグモ卵嚢とその後のムラサキシジミ


ころころと、大きさがちがう卵嚢が2つーーー

イセキグモ卵嚢

いよいよ目が慣れてきたのでしょうか。
イセキグモの卵嚢を見つけたのは今シーズンだけでもう5カ所目。
笹に卵嚢を作るあたり、昨年に自然下での出嚢を見たものと似ている。(→過去記事
「しめしめ。この場所ならまた見られそうだぞ・・・」

マメイタなのかムツトゲのものかはわかりませんが、
ここでは過去にムツトゲイセキグモ♀を見ています。(→過去記事

イセキグモ卵嚢2



昨日と今日は風がとても強かったです。
常緑で越冬中のムラサキシジミは向きを替え、同じ葉の奥のほうに
かくれていました。(→過去記事

ムラサキシジミ





| クモその他 | 23:53 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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越冬ウバタマムシ


「わあ、2年ぶりだね!」

ウバタマムシ

成虫で越冬するウバタマムシに会えたのはこれで2度目。(→過去記事
虫との出会いの少ないこの時期に、この虫の大きさは見応え十分です。

私は樹皮をめくったりしないのでわかりませんが
樹皮下で越冬している個体もそれなりにいるのではないかなと思います。

ウバタマムシ2

足場が悪い場所なのでついガサガサと周辺でやっていたら少し動きだしました。
「はっ、しまった!」と、私はそそくさと退散。
次に見に来たときにもいてくれるといいのだけれど。





| 昆虫 | 15:44 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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みずみずしい


この時期に見る若草色。みずみずしくてちょっと美味しそうな。

アオスジアゲハ蛹
                             (アオスジアゲハ蛹)
そういえば、幼虫を見るわりには蛹はあまり見ていません。
葉っぱに似ているので目につきにくいのでしょうか。

それまでは、都内でも見られるごくごく一般的な蝶といった印象でした。
しかし、以前都内へトンボを見にご一緒した北海道在住のYさんは
アオスジアゲハが飛ぶのを見て意外にも反応を。そして
「北海道にはいないんだよね」。
・・・えー!
虫の生息地と日本列島というものとの関係をちょっと意識し始めた瞬間でした。





| 昆虫 | 19:25 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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またムラサキシジミ越冬


常緑の葉影で越冬しているムラサキシジミをまた見つけました。(→過去記事

ムラサキシジミ
                                 (画面中央)

今シーズンは枯れ葉など、翅に似た色合いの場所にまぎれて
越冬している個体にはまだ会えません。(→過去記事
そういった場所が通常の越冬場所ならば、ここは例えば
風などにあおられて、逃げ出してきた個体のかけ込み寺みたいなものでしょうか。
それとも初めから越冬場所として選ばれることもあるのでしょうか。

ムラサキシジミ2

ここは道路からちょっと入ったところ。
ハイカーが大勢行き交う道ですが、気が付く人はまずいないようです。





| 昆虫 | 21:16 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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ちょっと思うこと


1月11日に見つけてあったトリノフンダマシの一種。(→過去記事
今日見に行くと向きを替えていました。

サツマORサカグチトリノフンダマシ亜成虫♂か

この時期にしては触肢が発達して見えるので、トリノフンダマシの仲間でも
成体の発生が早いと思われるツシマか、サカグチトリノフンダマシの雄かもな、と
思いました。

下はこの時期見かけるオオトリノフンダマシ(たぶん)の幼体。
触肢の違いがおわかりになりますか。

オオトリノフンダマシ幼体か


するとクモ好きさんから心強いコメントをいただきました。
「♂亜成体はサカグチかツシマです」。
ならば私はまだ雌も見たことのない種です。
しかし、確かめたくともこれといった身近な資料がありません。
ほかの虫でも言えることでしょうが、クモはまだまだ
知られていないことだらけのように感じます。





| クモ | 18:10 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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好きなんだけど


この時期、あちこちの葉裏に
小さな小さなトリノフンダマシの一種の幼体がいます。

「おや。この配色は初めて見るな」

トリノフンダマシの一種

「雄かな?」
この時期の幼体にしては触肢がしっかりして見えると思ったのですが、どうでしょう。
トリノフンダマシの類は好きなのに、これが誰だかよくわからない。

大きさは2ミリほど。

トリノフンダマシの一種2


同じアラカシの葉裏にはカギバ蛾の一種の幼虫も。

カギバ幼虫の一種

気配を感じ取ると、くりんとしたお馴染みの姿勢に。
こちらも好きな類なのに、誰だかわからない。

現在の体長は5ミリほど。

カギバ幼虫の一種2


「あっ、またイセキグモの卵嚢!」

イセキグモ卵嚢空
                               (2つとも空)               
目がなれたのか卵嚢だけの発見は今シーズン4カ所目。(→過去記事
この場所ではマメイタイセキグモしか見たことがなく、
昨年は幼体2匹(→過去記事)一昨年は母親を見ました。(→過去記事
しかしムツトゲの可能性だってあるわけで、こちらも好きな投げ縄グモの卵嚢でも
どちらのものかはわからずじまい。





| クモその他 | 20:46 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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越冬中の越年トンボ


「越年トンボとくれば、やっぱり越冬中のものに会いたいな。
       そりゃほかの季節に会えてももちろん嬉しいのだけれどね」

ホソミオツネントンボ♀


冬のホソミオツネントンボに会えたのはこれで2度目。
一度目は2月の暖かい日で、ツツツーと目の前を飛んでいました。
今日はただただじっと寒さにたえている様子。
やっぱりこういうのを見たかった。


ホソミオツネントンボ♀2
                            (画面中心から少し左)

細くて、小さくて。冬の間は枝みたいな色したトンボだけれど。
だけどこうやって冬を越す姿にはもう理屈なしで心うばわれます。





| 昆虫 | 18:56 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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とある森で


ひっそりとした森で、毎度お馴染みのヒメカギバアオシャク幼虫。

ヒメカギバアオシャク幼虫

数年前。
通っていた虫見場所がどんどん変えられていくのが辛くなって
違う場所も見ようと思い、この森へもくるようになりました。
そのころはひこばえがたくさんあって枝でこの幼虫を見つけて感動しました。
目がなれたせいか今ではほかの土地でもよく会いますが、見ると
あのときの思いがふっとよみがえります。


チャバネフユエダシャク♀

一見、甲虫が死んでカビがふき出しているのかと思いました。
チャバネフユエダシャク♀の白黒模様には個性を感じます。
当時あこがれていたこの蛾に初めて会えたのもこの森でした。
それは死骸でしたが、それでも嬉しかったです。

ツバキの葉表をこそげとるように食べているのはだれだ?

シャクガ幼虫


この森もどんどん手が加えられ植物が均一化されて虫の種類が減ったように思います。
でも今シーズンは珍しいといわれているイセキグモの卵嚢を3カ所で見ました。
私の目などほんの限られたものしか見えていないんだと実感します。





| 昆虫 | 17:03 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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そしてムラサキシジミ


ムラサキシジミのことを思っていたら、ムラサキシジミに会えた。

ムラサキシジミ

連夜強い風がふいているようです。
ムラサキシジミは常緑樹にからんだ枯れ葉などに身を隠すように越冬してるので
この個体は何らかの理由で本来の越冬場所から出てしまい
今ここでじっとしているのかな、なんて思いました。

ムラサキシジミ2

反り返って壁のように今なっている葉が風ではね返ったらどうなるの。
もっと安心出来そうな場所を見つけてほしいな。





| 昆虫 | 21:34 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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またイセキグモ卵嚢発見


そもそも、ムラサキシジミでも越冬してないかと常緑樹を見上げていました。

イセキグモ卵嚢2

「あの枯れ葉がからんだあたり。匂う、匂うぞ・・・」
今までイセキグモの卵嚢は5カ所で見ています。
そのうち2カ所はこの観察場所でした。(→過去記事

真下に立って、頭をあっちこっちに傾けながらしつこく見ていると。
「ああ、やっぱりあった!」
丸く、ぷちぷちした卵嚢が3つ見えた。

イセキグモ卵嚢

ここではムツトゲイセキグモしか見たことがありませんが、しかし
マメイタの可能性もあります。

ビーティングやスウィーピングなど私は必要としませんが
人によって虫との接しかたはいろいろだと思います。
目で見つけてきたせいか、
今回は枯れ葉とその空間を見て「あ、あるな」とピッときました。
卵嚢を見つめながらイセキグモ母がここで生活していた姿を想像してみます。





| クモ | 17:07 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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その後のウスギヌカギバ幼虫


年末。連夜のムササビ鑑賞で体を冷やしたのか大晦日の夜から風邪で寝てました。
暗がりで見上げると、木から木へ滑空するムササビはまるで“空飛ぶ白いザブトン”
さそってくれたRさんのおかげで素晴らしい経験ができました。

今日は薬もしっかり飲んで。体の機嫌をうかがいながらの虫見初め。

これは12月28日に見つけてあったウスギヌカギバに似た幼虫。(→過去記事
遠目だとゴミにしか見えない。

ウスギヌカギバ幼虫


ウスギヌカギバ幼虫2

「おや、脱皮したんだね」
いつしたのかな、昨日かな、今日かな、それとも一昨日?
暖かくなるまで葉っぱは食べないのかな。
しばらくはまだこの葉上にいるのでしょうか。





| 昆虫 | 18:08 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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