てくてく日記

絵本作家・伊藤知紗の自然観察日記(その他もろもろ)。

2012年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2013年01月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

ウラギンシジミ

魔法使いに魔法をかけられた美しくも悲しいお姫さまーーー

ウラギンシジミ

足下に落ちていた。
昨日は18時ころから雨。発見は今日16時。よくぞ人に踏まれないでいたなと思う。
手のひらにのせ、見事はじかれたしずくを指で払う。か弱い脚に触れてみる。
葉裏で越冬しているはずがどうしたのだろう、もうぴくりともしない。
ならば美しい姿をとどめようと臨時の三角紙を折った。
「でも、ひょっとしたら・・・」片すみでそう思いながら。
寄り道して帰った1時間。
家でそっと三角紙を広げると変わらぬ姿が。脚に触れてみる。すると。
「あっ、動く・・・」
小さな身体に秘めた命の強さを思った。
さて。いつ放しにいこう。



スケッチ
                                  スケッチ





スポンサーサイト

| 昆虫 | 21:28 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

アカコブコブゾウムシを探して

昨シーズンみつけたアカコブコブゾウムシの成る木。
今年の締めに、みにいった。

まず目に入るはウシカメムシ。カシ類で毎シーズン越冬をみる。

ウシカメムシ


お次はミナミトゲヘリカメムシ。北上を続けているカメムシだ。

ミナミトゲヘリカメムシ


「いないなぁ・・・」そう思い見上げたら、いました、いました。
相変わらずかわいい姿。来年もよろしくね。

アカコブコブゾウムシ





| 昆虫 | 19:06 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

ホホジロアシナガゾウムシの越冬

ホホジロアシナガゾウムシ

今日はとにかく寒かった。湿地の水溜りはどこも凍ったまま。
まさかホホジロアシナガゾウムシも凍ってるんじゃないかと思った。
それぐらい、いまはまったく動かないーーー



| 昆虫 | 21:29 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

ヒメカギバアオシャク幼虫の越冬

ヒメカギバアオシャク幼虫

冬の間、一番多く写す相手かもしれない。
いつ見ても絵になっちゃう彼等なんだ。

毎シーズン。ここの伐採された8本ほどのコナラのひこばえのお馴染みさんだった。
今シーズン。ひこばえを地道に刈り続けた成果だろう、コナラはすべて枯れ果てた。
脇に生えてた常緑樹。幼虫が何食わぬ顔して生きてます。





| 昆虫 | 20:24 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

飴色タマバチ

お腹がぱんぱんに張ったタマバチが目につくようになった。

タマバチ

今、お腹の前方にみえる産卵管を新芽につき刺しています。
やがてここに虫こぶが出来て、その中で幼虫は育ちます。

タマバチはその種類も生活史もいろいろのよう。
有翅型・無翅型。単性生殖・両性生殖。などなどなど。
私がよく見かけるこのタマバチは、この時期は単性生殖をする
ナラメリンゴタマバチあたりかなと思うのですが、どうでしょう。


番外編。今年1月28日に見たタマバチです。
ここに別の昆虫が1匹かくれています。さて、わかりましたか?

タマバチ&コミミズク

     
     
          (答え・コミミズク幼虫(→過去記事)。枝に同化しています)





| 昆虫 | 16:32 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

カヤネズミの巣

休耕田の茅を狩る前のカヤネズミの空巣。

カヤネズミ2

約9センチ。茅の葉を裂いたもので巣は作られます。
巣には子育て用・休憩用とあるようですが、この時期のカヤネズミは
もう地面に降りて生活しています。
中をのぞくとさらにきめ細かく葉が裂かれており感心しました。
イネ科の葉は手を切ったりしますがこれなら大丈夫。ふわふわのベットです。

巣は季節の移ろいにしたがい変化します。
巣材の葉が根と繋がったままなので巣だけが枯れて目立つことはありません。

カヤネズミ

こちらは今年5月29日に見た別の巣です。出入り口がみえます。
地上から1メートル前後の高さに巣は作られます。
6グラムほどの彼等。姿はみなくとも生活を感じさせてくれてわくわくします。





| ほ乳類 | 11:17 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

その後のミヤマセセリ幼虫

ミヤマセセリの幼虫をみにいったら、とうとういなくなっていた。(→過去記事)
ということで。
最後にみた12月12日の幼虫はこちらです。

ミヤマセセリ幼虫

観察期間中8割がたこの幼虫は、枝のある方に頭を向けて静止していました。
今は右に頭がきています。
いつもじっとしていて動いている姿は一度もみませんでした。

↓巣の変化はザッとこんな感じです。
(ほぼ中央に重なってある虫食いの葉の裏に幼虫はいます)

10月4日。

ミヤマセセリ


10月14日。巣の上の葉をだいぶ食べたよう。

ミヤマセセリ2


11月1日。

ミヤマセセリ3


11月20日。この先、葉を食べた形跡はなかった。

ミヤマセセリ4


12月12日。巣の上の葉が枝からはなれてた。

ミヤマセセリ5


12月20日。巣の上の葉も幼虫もいなかった。

ミヤマセセリ6


さて。来年には羽化した元気な姿を見せてくれるかな?





| 昆虫 | 22:06 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

お菊さん

ジャコウアゲハ蛹

斜面をコンクリートでせき止めた壁。
ほぼ毎シーズン、ここでジャコウアゲハが蛹になる。見るとついつい
「誰かにつまんでポイッとされないかな」
と心配になったりして。

別名“お菊虫”。お菊さんなる女性が後ろ手に縛られて見えるんだとか。
確かに、うっすら紅をさしてみえます。
子供の目線なら気づくだろうに、こうしていられるのをみると
独特なこの雰囲気に尻込みしちゃうのかも?

ジャコウアゲハ蛹2





| 昆虫 | 20:10 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

あなたはだぁれ?

照葉樹の葉上でハエやアブが日向ぼっこしてる。
そこにまじって青くかがやく虫がいた。

不明ハチ

この体色に、しまの翅。特徴はあるのにだれだかわからない。
それはこの虫があまりに小さいからなのか。頭から翅の先まで、せいぜい3ミリ。
たとえばオオセイボウ(蜂)ぐらい大きかったら、けっこう人気がありそうなのにな。

不明ハチ





| 昆虫 | 17:34 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

忍者キノカワガ3兄弟

キノカワガ

「やった!」
こういった場面に出くわすと、1人だろうとそう声を出したくなる。
この時期よくみる越冬キノカワガ。まだまだいろんな表情をみせ楽しませてくれる。

さて。どの子が一番上手に木の皮にばけたかな?

キノカワガ2





| 昆虫 | 21:59 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

フユシャクの季節

足下をチラチラと飛ぶフユシャクの雄を見て思う。
「今日は雌を探してみよう」

そう思っても、そう簡単に見つかる相手でもない。
なぜなら彼女たちには翅が無いか、または退化しつつあって飛べない。
飛んでくれなきゃ目につかない。
しかもほとんどが夜行性のフユシャク。昼間はどこでやり過ごすのか。

そんなわけで産卵場所であろう樹皮で探したら、それでも3頭見つかった。

チャバネフユエダシャク

こちらはチャバネフユエダシャク♀。
個性的なデザインの彼女。これが目立ちそうで、あんがい目立たない。

写真中央に写ってます。
このデザインは鳥糞擬態だと思っていたが地衣類のようにも思えてきた。

チャバネフユエダシャク2



クロオビフユナミシャク2

こちらはクロオビフユナミシャク♀(たぶん)。
このフユシャクはそれなりに翅がある。
下も同種と思われたが、さてどうだろう。(↓2012/12/12撮影)

クロオビフユナミシャク



クロスジフユエダシャク

こちらはクロスジフユエダシャク♀。
こうなるともうお情けほどの翅しかない。いや、スズメの涙くらいかな?




番外編。
樹液スポットに飛んできた。か弱そうな姿に一瞬、フユシャクの雄かと思った。
しかしフユシャクは「口が退化しているかまたはその途中段階にあり
食事をとらない、とらない場合が多い」といった記述が。
そんなわけで、
この時期活動するナカオビアキナミシャクあたりかと思うが、さてどうかな。

ナカオビアキナミシャクか





| 昆虫 | 21:55 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

コミミズク幼虫&コブガ空繭

クリの枝でコミミズク幼虫をみた。

コミミズク幼虫

わかりましたか。みどり色のが幼虫です。
ぺたりと枝になりきってます。見事なもんです。

何枚か撮っているうちにやっと気がついた。
となりの出っぱりがコブガ(クロスジコブガか)の空繭であることに。
それぐらい見事枝の一部となってます。(→過去記事)
一度に二度おいしい、とはこのことかしら。

コミミズク幼虫2



                                  
スケッチ
                                  スケッチ




| 昆虫 | 20:56 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

ミドリハガタヨトウ

ミドリハガタヨトウ

「あ、なるほど・・・」。
この蛾は、翅と胴体部分の境目がくっきりして見えるなと思っていた。
今日あらためてこの蛾をみたら、それが樹皮の裂け目のようだと気がついた。
昆虫のデザインは面白い。





| 昆虫 | 23:27 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

コケガ亜科幼虫?

コケガ幼虫

この時期になるとコナラの樹皮でかならずや見かけるけむし。
コケや地衣類を食べていそうなその雰囲気に、勝手にコケガ(蛾)類の幼虫かな?と
思ったりもするのですが未だ正体わからずです。
しかしたいがいの越冬昆虫がそうであるように、本当によく周りに同化してる・・・





| 昆虫 | 22:49 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

クサカゲロウ類の目

クサカゲロウ

クサカゲロウにはハッとさせられることがある。
それはこの目。なんとも不思議にかがやく。
クサカゲロウ類の何種かは成虫越冬をする。
寒空の下、サクラの根元に小さなよろこび見つけた。





| 昆虫 | 20:56 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

クヌギカメムシの一種

毎度おなじみ、クヌギカメムシの産卵シーズンとなりました。

クヌギカメムシ

クヌギカメムシは卵をまとめて産みます(卵塊)。
赤紫色の卵を産卵中のこのお母さんは、まだまだお腹がふっくらとしてみえます。
この後もどこかに卵塊をつくるものなのでしょうか。


クヌギカメムシ卵塊

1時間半後に見ると、もうお母さんはいませんでした。
先の写真にも写っていますが、となりの緑色の卵塊はすでにあったものです。
クヌギカメムシの卵の変化がみてとれます。

・・・そういえば。こんな色味のぶどうがありましたね。





| 昆虫 | 19:06 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

ワタムシ

トドノネオオワタムシ

別名雪虫。北海道では飛べば雪が降るのだとも。
ここ数日たくさん目にする。
飛ぶ姿は頼りなく、急ぐようすもなく。
これで目的地までたどりつけるのかと心配になってしまう。



福音館書店・2009年11月号「おおきなポケット」にて。ワタムシを描きました。
カミキリじいさん





| 昆虫 | 22:41 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

迷子のハナムグリ幼虫

舗装路を背中で歩く幼虫さん。

ハナムグリ幼虫

「あっ、ハナムグリ幼虫・・・」
土中から出てきてしまったのだろう。こういった場面には何度も遭遇している。
コガネムシ科の幼虫はどれも似て感じるがハナムグリだけはすぐわかる。
それはこの独特な“背中歩き”。
手のひらに乗せたら幼虫はくるりとあお向けになり、
指と指の間に頭をもぐらせようとした。
・・・こそばゆい。
幼虫はいずれ土中で土繭をつくり蛹化する。
以前連れて帰ったが土繭から成虫が出てくることはなかった。
そんな訳で傍らの土へおくと、幼虫はさっそくあお向けになり、頭から
あっという間にもぐっていった。
器用なもんです。





| 昆虫 | 22:12 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

越冬キノカワガ

キノカワガ

この時期おなじみのキノカワガ。
木の皮のようだからキノカワガ。
樹皮になるならもう充分だろうに、さらにひねりをくわえたようだ。



| 昆虫 | 20:46 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

| PAGE-SELECT |