てくてく日記

絵本作家・伊藤知紗の自然観察日記(その他もろもろ)。

2012年04月 | ARCHIVE-SELECT | 2012年06月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

ゼフィルスの季節

森へと移動をすれば、かわいいかわいいアカシジミ登場。

アカシジミ

この子、まだ羽化したてのようでよちよちした感じ。
私が張り付いてても足下から飛び立ちません。
「よちよち・・・よちよち・・・」

アカシジミ2

アカシジミはシジミ類の中でも“ゼフィルス”とよばれるグループにいます。
ゼフィルスとはラテン語で「西風」を意味するそう。なんだか、かっこいい。
ゼフィルス族が翅を開いた時に見せる輝きは息をのむ美しさがあります。
とはいってもご覧の通り、いつもは翅をピタリと閉じているので、飛び立つ瞬間しか
私は見た事がありませんが。もったいぶっているのかい・・・?


この森は人の流れをつくるため数年前に間伐、ずいぶん明るく、歩き易くなりました。
日々手入れされますが、立ち入らない小さな場所ももうけています。
社があり、その周辺は常緑樹を小規模ながら残しています。

その薄暗い社にエンシュウムヨウランあり。

エンシュウムヨウラン

葉が無いからムヨウラン。葉緑素を持たず菌類経由で栄養をちょうだいします。
もう少しで花開く、といったところでしょうか。
こちらは花開いたころ(↓2011/6/6)

エンシュウムヨウラン2

薄暗いところにピッタリ、不思議な雰囲気の花です。
この場所も明るくなったらまず生きていけなかったでしょう、感覚的にそう感じます。
ただ明るくすりゃいいってもんでもない。そう社の神様が言ったよう。



スケッチ
アカシジミ



スポンサーサイト

| 昆虫その他 | 23:54 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

アカボシゴマダラ羽化

早朝観察は何か良い事ありそうな。
「早起きは三文の得」などとも言うし、ね。
そんな下心?をもって観察に出れば早速アカボシゴマダラの羽化。

アカボシゴマダラ羽化

一匹はまだくしゃくしゃ。翅は翅脈に体液を流す事でピンと伸びます。
この後数分で翅は広がりました。お見事!

タイミングよく幼虫の姿あり。

アカボシゴマダラ幼虫

アカボシゴマダラ羽化2

う〜ん。エノキの葉に上手くとけ込んでいますねぇ。
背中付近がうっすら赤いのが、またニクい。


ふと見れば、ごちゃごちゃしたヤマトシリアゲ集団が。
シリアゲムシと言えば、雄が雌にエサをプレゼントして、その間に交尾する事で有名。
サソリのようにお尻がくりんとするのが雄、雌はそれがありません。
よく見ると1カップルがいて、その雌はエサをチューチューとやっていました。
後はすべて雄のみ。「隙あらば・・・」と思っているのでしょうか。
画面に入りきれませんがもう一匹いたので雄は計5匹。

シリアゲムシ集団





| 昆虫 | 23:02 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

イボタガ幼虫

昨日は強風と空の変化で早々と観察は終了。
再会をしに今日また彼等のところへ。そのお相手はイボタガ幼虫です。

イボタガ幼虫2

イボタガ幼虫

脱皮後です。
なかなか気が強く、近づきすぎたのか上半身を「いや、いや」と左右に振りました。
しかしなんなんでしょ、背中とお尻から生えたヒゲみたいなのは。

お次もヘンテコなシラホシコヤガ幼虫。
木の茶色部分をしきりとかじっていました。つまり頭が上です。
かじり取った木屑や地衣類はカモフラージュするため体にくっ付けます。
実際の体色は透明感ある白。

シラホシコヤガ幼虫

では、どのように体に付けるかというと。
「よっこい〜・・・」

シラホシコヤガ幼虫2

「しょっ。と」

シラホシコヤガ幼虫3


こちらはハンノキにいたミツクリハバチ(たぶん)の幼虫。
むしゃむしゃと食事中私に気が付くと、くりんと丸まってしまいました。
白いのはロウ物質。幼虫界にはこのようにロウ物質を身にまとう種が他にもいます。

ミツクリハバチ幼虫


こちらはトビモンオオエダシャク幼虫。なんだか信心深そうだ。

オオトビモンエダシャク幼虫



↓シラホシコヤガ幼虫を描きました。
くさむら放送局
福音館書店・おおきなポケット2010年12月号






| 昆虫 | 22:18 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

クロタマゾウムシ再会

そろそろかな・・・そう思い強風の中、暴れる桐の葉を見上げればいたぞ、いたぞ。
それは黒く、丸っこいクロタマゾウムシです。

クロタマゾウムシ


このゾウムシに私が興味を持った理由は、これ。

クロタマゾウムシ幼虫

このゼリービーンズのようなのはクロタマゾウムシの幼虫。
幼虫は葉を削るように食します。つまり左側が頭。どうやらフンをした後のよう。
ゾウムシの幼虫は穿孔性のものが多くあまり見る機会がありません。
そんな中この子は蛹姿も見せてくれます。これは蛹の抜け殻。(↓2011/7/13)

クロタマゾウムシ2


上方のクロタマさん、しきりと葉に口吻を刺しているかと思えば、
どうやら産卵のためだったよう。じゃましてごめんね。

クロタマゾウムシ3

クロタマゾウムシ4



スケッチ
スケッチ






| 昆虫 | 23:17 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

我が家にテングチョウ

朝、ベランダに出れば。
植木鉢から好き勝手に生えたイタリアンパセリにテングチョウが止まっていた。
「なぜこんなところに〜?」
目を近づければ、蛹の抜け殻まであるではないか。

テングチョウ

「あっ、しまった・・・!」
思い出したは数週間前。小さな青虫が6匹、同じ鉢植えのエノキの葉を
ムシャムシャと食べていた事。
「似てる・・・。でも、まさかテングチョウ幼虫じゃあ、ないよね」
そう思ったのは、ここが市街地だから。居るわけないなと思ってしまった。
探せば近くにもう1つ蛹あり。
「くうーっ、やられた〜」
幼虫時代を撮っておけばよかったと悔しがる私に、
「ふふふっ。君、まだまだ修行が足りんよ〜」
と、テングチョウに言われた気分。はい、その通り。
まだまだ未熟者でございます。

テングチョウは成虫で越冬します。こういった類は羽を閉じると枯れ葉ソックリに。
前回のアケビコノハも同じく成虫越冬。目立たぬようにと、上手く出来たものですね。
名の由来は天狗のような鼻(下唇髭という器官)の持ち主だから。

一見地味なようで、翅を開けばご覧の通り。(↓2010/10/17)

テングチョウ2



スケッチ
テングチョウ幼虫





| 昆虫 | 22:06 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

アケビコノハ幼虫

少しだけでもと、チラリと谷津へ。
さっそく、お得意ポーズをきめるアケビコノハ幼虫を見つけました。

アケビコノハ幼虫

出会うとついつい嬉しくなる虫です。目玉もようが2つ並ぶのが分かりますか?
これで外敵を脅かすと言われています。私のおすすめは真上から見た時の目玉もよう。
こっちもおもしろい。(↓2011/8/18)

アケビコノハ幼虫2


こちらは今日初めて出会ったフタホシオオノミハムシ。
よく見ると触覚のギザギザがなかなかかっこいいぞ。

フタホシオオノミハムシ





アケビコノハ・スケッチ
アケビコノハ成虫




↓アケビコノハ成虫を描きました。
カミキリじいさん
福音館書店・おおきなポケット2009年12月号



| 昆虫 | 21:06 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

スズメ親子

「チュンッ!チュンッ!チュンッ!チュンッ!チュンッ!」
一昨日から子スズメが我が家のベランダに来はじめた。
エサをねだるその鳴き声に、あぁまたこの季節がやって来たなぁなんて感じたりして。
小雨の中、まずはお得意のおねだりポーズから。

スズメ親子

小刻みに羽をふるわせ、体を丸くして「ごはん、チョーダイ!」とアピール。

スズメ親子3

スズメ親子4


スズメ親子2

子を見る母の目(父の目?)、いいですね。

その後母だけどこかへ。
向こうでも子スズメの声がします、そっちへ行ったかな?
気がつけば周りには成鳥ばかり。物音がたてば皆あっという間に
飛び立ちます。でも、子スズメはそんな周りの状況がまだ分からないようで、
1羽ポツンと取り残される姿を今日は何度も見ました。


スズメ親子4

さて。あの子スズメはというと今度はまわりの成鳥に「チョーダイ!」とアピール。
でももらえません。すると成鳥に混ざり自らエサをつつき始めました。
親離れまであと少しですかね。
がんばれ、子スズメちゃん!(↓口が黄色いのが子スズメ)

スズメ親子5




母の友・挿絵
福音館書店・母の友2009年11月号挿絵





| 鳥その他 | 22:31 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

団子アリノスアブ(アリスアブ)

そろそろ再会の時だな・・・そう思っていました。
そして、3年目でもある今日は団子状態で登場です。

アリノスアブ6

3匹いるのが分かりますか?この、雌を巡り雄が争っているのはアリノスアブの一種。
名前の通り幼虫は《アリの巣》で育ちます。

初めて出会った時はこんな姿。(キンアリスアブか。2010/5/15)

アリノスアブ2

まだ翅が伸びていません。そう、これは羽化間もない状態。

これは違う個体。産卵管(かな?)を伸ばして身支度をしているように見えました。
つまりこの子は女の子(かな?)。

アリノスアブ3


まだ翅も伸びきらず、産卵管の支度も整わないような雌に、雄はもうプロポーズを。
辺りを見れば、そんなカップルがあちこちに。
この場面を見た時、私は切なくも、とても感動しました。
昆虫は種類によりそなわった命の長さはそれぞれ。
このアブ達の短い寿命を実感しました。
雄は一足先に羽化し、身支度を終え、雌の出現を待っていたのでしょう。
雌のところへ飛んでいくには伸びた翅が必要です。
そして命つながるプロポーズ。
アリノスアブは羽化後食事をせずに寿命を全うすると言われています。

アリスアブ6

アリノスアブ5




スケッチ
アリノスアブ幼虫




| 昆虫 | 21:16 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

カギシロスジアオシャク幼虫(たぶん)だった!


今日は虫友さんとお散歩。
以前ここで見た不明イモムシのところへ行くと、すっかり衣替えした姿在り。
やっと解りました、その子はカギシロスジアオシャク幼虫(たぶん)でした。

カギシロスジアオシャク幼虫

ツンツンと、ずいぶん立派になりました。丈も倍程に。
ちなみに4月10日はこんな感じ↓ ぜひ見比べてみてください。

カギシロスジアオシャク幼虫2

(過去の記事はこちら)
ちなみに、図鑑等で目にする落葉樹での越冬態は、茶色の幼虫。
でも、この個体のように常緑樹での越冬ならば緑色なのですね、初めて見ました。
お利口だなあと、感心。

       〈追記〉
       2014/5/14にて。カギバアオシャクと判明(→その記事



今日はパトロールをするサラサヤンマを何匹も見ました。
そんな中、静止する個体を虫友さんが発見。

サラサヤンマ

以前見たサラサヤンマの雌は、湿った落ち葉の下に産卵していました。
その様子はこちら↓(2010/6/20。T界隈)

サラサヤンマ産卵

一口にトンボと言っても種類はいろいろ、産卵の仕方もいろいろですねえ。



カギシロ・スケッチ
カギシロスジアオシャク幼虫





| 昆虫 | 20:15 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

ヒゲブトハナムグリ

自転車で程よく運動しながらKへ。
観光地だけあって休日の今日は家族連れ等で賑わっている。
河原で遊ぶ人々を警戒しつつカジカガエルはその美しい鳴き声を披露。
はたして、この鳴き声にどれだけの人が関心を持つのかな?

ふとハルジオンに目をやると、顔をうずめるハナムグリが。
なんだか触角が邪魔なくらい大きいぞ。ああそうか、きみはーーー
ヒゲブトハナムグリだ!

ヒゲブトハナムグリ

ヒゲブトハナムグリ

私なら“トナカイハナムグリ”なんて命名しちゃうかも。
このハナムグリ、今の時期パッと出て、そしてパッといなくなる。
昨年M方面で大勢が足下で乱舞するのに遭遇。その後また行けばもうどこへやら。
ちなみに“トナカイ”なのは雄だけ、雌はスタンダードな触角です。

ヒゲブトハナムグリ3

このハナムグリ、発生は局所的で生息範囲は狭いとか。昨年出会った場所は
その後耕され、今は畑。あきらめていたが今年はここで会う事ができた。うれしい。
よく見れば雄があちこちにいるぞ。しかし昨年のような乱舞は無い。
この雄たち、一足先に出現して雌がくるのを今か今かと待っていたりして?
たいがいの昆虫は雄が雌よりも早く出現するように感じます。

こちらはめでたくカップルになれたハートでおなじみの
エサキモンキツノカメムシのカップル。クモがいるけど大丈夫かい?

エサキモンキツノカメムシ


昼食後、自転車を取りに行けばミノムシ5匹がにょこにょこタイヤを横断中。
となりにあった植木鉢から移ってきたもよう。
でも・・・なんで?

ミノムシ



スケッチ
ヒゲブトハナムグリ・♀






| 昆虫 | 23:10 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

ウマノオバチだ!

いつもの森へ移動をすれば早速カラスのカーちゃんが登場。かわいいな。
さて。お腹もすいた事だしそろそろ家へ帰ろうと最後に樹液スポットをのぞくとーーー

あああああっ、そこにいる、あなたはー!!

ウマノオバチ

ウマノオバチだ!
まさかここで出会えるとは思いませんでした。なぜならこの寄生蜂、寄主は
シロスジカミキリの幼虫ですが、成虫に会った事がないのです。
寄生者とは寄主よりも数が少ないもの。
多ければ寄主を食べ尽す事になり、結果自分達も滅び去ります。
自然界は想像以上に微妙なバランスでできている。
「管理なんて出きるもんじゃないよ。」そう小さきもの達は私に教えてくれます。

馬の尾のようだからウマノオバチ。どうりで長い産卵管だ。
「おーい、シロスジ幼虫や。そこにおるんかー」なんて言っていそうな。

ウマノオバチ2


時々口で何かを引っ張るようなしぐさ。

ウマノオバチ3


そんなに夢中になってないで、少し休みなさいよ〜なんて思っていると、

ウマノオバチ4


「ん、あんた、だれ?」
てな顔をしました。

ウマノオバチ6



シロスジカミキリ死骸2
シロスジカミキリ





| 昆虫 | 23:30 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

クロスジギンヤンマ産卵

そろそろ早朝観察の時期かな・・・と思い下見がてら谷津へ。
しかしまだ目につく昆虫は少ない。
1時間程して移動しかけると、追いかけっこをするトンボを発見。
翅音激しく、追いかける方は青い体色がなんとも美しい。
「・・・クロスジギンヤンマ!」

雄から逃げ切ると雌は水草に産卵を始めました。

クロスジギンヤンマ

現在8時。また雄がやってくると産卵は中断、雌はどこかへ飛び去りました。
雄はその後も熱心にパトロール。

移動後、細い水の流れにそって行けば足下からニホンカワトンボ(たぶん)が
ふわり、ふわりと飛び出した。これまた雄の翅が美しい。

ニホンカワトンボ


こちらはハラビロトンボ。名前の通り、お腹の幅が広いトンボ。
顔にほどこされたワンポイントの青がまた素敵。

ハラビロトンボ


ふと遠くへと目をやれば、なにやらヒヨドリのあやしい動き。
さては巣作りの季節だな。(↓写真ほぼ中央にヒヨドリ)

ヒヨドリ

ヒヨドリ2



クロスジギンヤンマ産卵
クロスジギンヤンマ♂





| 昆虫その他 | 23:29 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

憧れのカジカガエル

思っていたよりも小さいーーそれが第一印象。
声は聞こえど姿は見えず。近づけばすぐ鳴き止んでしまう。
小雨降る中やっと見付けたのはカジカガエルです。

カジカガエル

さすがに長い望遠レンズが今日は欲しいと思いました。
このカエル、漢字にすれば「河鹿蛙」。どうりでその鳴き声は天下一品!
初めて聞けばたぶん鳥の鳴き声だと思うでしょう。
「フィフィフィフィフィフィフィー」と初め小さく、後半大きくなるその声に
どこにいるのか惑わされます。江戸時代にはその鳴き声を楽しむため
飼育もされたとか。さすが自然を愛でる日本のご先祖さまだ。
憧れの相手をなんとか確認できたらお腹が「ぐうぅ〜」と鳴りました。
 

スナゴミムシダマシの一種

河原の砂地では、スナゴミムシダマシの一種があちこちで追いかけっこ。



スケッチ
カジカガエル




| 両生類 | 19:51 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

ミズイロオナガシジミ幼虫

散策中ふと足下を見ると、黄緑色したシジミ幼虫を発見。
写真ほぼ中央にとても小さく写っています。

ミズイロオナガシジミ幼虫

ミズイロオナガシジミ幼虫2

ミズイロオナガシジミ幼虫3

「この子誰だろうー?」
頭上にはコナラとハンノキが。
ミズイロオナガシジミ幼虫はコナラ、ミドリシジミ幼虫ならハンノキが食草。
そこで虫友さんに電話確認後、この子はミズイロオナガシジミ幼虫と判明。
ここで新たな疑問が。
「この子は木から落っこちたのか、それとも自ら降りたのかー?」
落ちたのなら戻したい、だけどミズイロオナガシジミ幼虫は
地上に降りて蛹になるのです。
うーん・・・と悩んでいるとムクムク動き出したので
地上10センチ程にあるコナラの枝先の葉裏に移せば、まもなく自ら地上へダイブ。
「ごめん、蛹になりたかったんだね・・・」
すると幼虫は迷惑そうに枯れ葉の奥に消えていったのでした。


この時期あちこちで咲くハルジオン。昆虫にはなかなかの人気です。
トラフシジミはミツをチューチュー。

トラフシジミ

ルリハナアブは長い舌のお手入れ中。

ルリハナアブ

周りにたくさん咲いててもコアオハナムグリは一緒に花粉をもぐもぐ。
せまいからお尻につかまってます。

コアオハナムグリ2匹

ミツを吸うもの、花粉を食べるもの、それぞれ。だけどもご用心を。
花には必ずと言っていいほどクモが隠れていますから。
幸い今ササグモは脱皮中。さあさ皆さん今のうち・・・

ササグモ脱皮中




ミズイロオナガ・スケッチ
ミズイロオナガシジミ





| 昆虫 | 22:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

エゾヨツメ幼虫

小一時間だけでもと、強風の中マスクをして出発。
森に着くと何かが違う・・・
いつもならここを縄張りにするカラスのカーちゃんがやって来るがそれがない。
「・・・あっ!」
そこは草刈りと枝打ちがされた後だった。
積み重ねられた枝を見ていたら、行き場を失ったエゾヨツメ幼虫がフラフラしている。

エゾヨツメ幼虫

取りあえず幼虫を生きたコナラの枝へと。するとヤママユガ幼虫、ウスタビガ幼虫、
フユシャク幼虫その他諸々が伐られた枝から姿を見せた。
わらわらしながら幼虫を手にあっちの枝、こっちの枝へと移す私。
端から見れば怪しい人物だろうな・・・ははは。
強風に目をしばしばさせて家路に着けば、どっと疲れが出て来た。



エゾヨツメ幼虫・スケッチ
エゾヨツメ。





| 昆虫 | 23:21 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

誰の足あと?

打ち合わせがてら編集Mさんとお散歩。
ミニ田んぼの畦を行くと何者かの足あとを発見。

足跡

私。「チョキ型はイノシシかな(←副蹄が見えないので実際はシカか)。この重なった
   小さな足あとはテンかしら?」
Mさん。「キツネとか」
私。「キツネはここにはいなさそう、タヌキだったらいるのかな。イタチとか?」
Mさん。「サルとか」
私。「これはサルじゃないでしょ〜」
Mさん。「じゃあクマとか」
私。「・・・クマには小さすぎるでしょっ」
Mさん。「解った。カッパだ」
私。「お〜い」

とだいたいこんな会話でしたが実際はハクビシンあたりでしょか?ハクビシンと言えば
絶滅したとも言われるニホンカワウソ目撃談のほとんどがこの類のようです。
なんでも毛皮による乱獲等が絶滅の原因とか。今はもう幻なのでしょうか。
ちなみにカッパのモデルはカワウソとも言われます。
Mさん、実は深いところを見ていたりして。




| ほ乳類その他 | 22:41 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

マダラアシゾウムシの成る木

変わらずパッとしない空。
昨年から気に掛けていたヌルデの立ち枯れを見ると、今年もいたいた!

マダラアシゾウムシ

マダラアシゾウムシです。このデザインにあっぱれ!
このゾウムシ、幹に居ると何かのゴミか木屑のよう。
後方が雄、前方は雌のようで彼女はしきりに幹を掘っていました。
幼虫は材を食べて育つので産卵の為の穴作りかな。
今マダラ君は彼女に求愛中なので時間をおいてのぞきに来ると・・・

マダラアシゾウムシ2 

マダラ君頑張りました、もう一押しです。
ちなみにこの日この立ち枯れには計6匹。まさに“マダラアシゾウムシの成る木”です。
この立ち枯れでは昨年も数匹見ましたが、ある日地上3メートル程のところで
ポッカリ折れていました。
幼虫が育つ環境が代わり心配でしたが今年も無事成虫と再会。
あぁ立ち枯れ木、本当にありがとう!


さて。お次はチョウ好きな方ならまずご存知であろうオオミドリシジミ幼虫。

オオミドリシジミ幼虫 

オオミドリシジミ幼虫2 

こちらは2匹。「アリに好かれて困っちゃう〜」といった感じもありますが
幼虫が出す分泌物に惹かれてやってきているようです。
アリとアブラムシとの関係でもお馴染みですが、アリは魅力的な汁等をもらう代わりに
寄生蜂などの外敵から結果的に幼虫を守っているかもしれません。


一見、クモの巣に掛かるゴミ。でも騙されちゃあイケマセン。
クモがいます。

ゴミグモ

見事なカモフラージュを見破る事が出来ましたか?その名はズバリ、ゴミグモ。
「ゴミだなんて、失礼な!」
とも思いますが、やはりこの名が一番しっくりくるような。ごめんね。


クリの葉と葉の間に何か見えたので、そうっとめくってみました。すると・・・

ガザミグモカップル

まるで不知火型の土俵入りみたい。ぱっと両手(実際クモの場合第一脚・第二脚)
を上げての威嚇。このガザミグモ、よく見るとお尻(腹部)に雄がいます。
なんだか肝っ玉母ちゃんみたい。


オオミドリ・スケッチ
オオミドリシジミ





| 昆虫その他 | 23:55 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

クロムネハバチ交尾

今日は虫友さんとお散歩。
「早速ですが、私は誰でしょう〜?」

イチモンジチョウ

体をくねらせた姿に‘流氷の天使’といわれるクリオネを思いました。
答えはイチモンジチョウの蛹。ちなみに4月30日はまだこんな感じ↓

イチモンジチョウ幼虫

ちょっとおどけているような。

イチモンジチョウ蛹

真横から見ると翅になる部分が想像できますね(上の蛹とは違う個体)。
うっすらと翅脈が見えて美しいです。
翅脈は種それぞれ違うのでチョウなど鱗粉が取れて模様が解らない時の
手がかりにもなります。


クロムネハバチ交尾

今日は変わりやすい天気で何度も雨宿りをしました。
茂みの奥にいた交尾中のクロムネハバチも雨を避けていたのかな。
そういう私は虫友さんに傘をさしてもらいながらの撮影。
しかし、なんとも面白い格好だ。

その点ミノムシなら雨をしのげていいですね。
しかし、この蓑の中にいるツマグロフトメイガ幼虫はちょっと変わり者。
この幼虫、何の素材で蓑を作ったか解りますか?

ツマグロフトメイガ幼虫

答えはズバリ、自分のフン。
糸を吐いてフンを綴り合せます。そしてお腹が空けばヒョイと顔だけ出して葉っぱを
むしゃむしゃ。食べ跡がありますね。

ナガニジゴミムシダマシ

最後はオオナガニジゴミムシダマシ(たぶん)。こちらは朽ち木に着いた菌類を
むしゃむしゃ。
よく見ると・・・私映り込んでます。




| 昆虫 | 22:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

ギンリョウソウお目見え

3日ほど続いた雨もようやく一区切り。
そんな日の朝はいつもより目覚めが良いから不思議です。
7時半には散策すれば、まず目に入ったのはギンリョウソウ。

ギンリョウソウ

顔を出したばかりかな。
長雨のせいもあるのか土をかぶった姿にその生活を思う。
ギンリョウソウは葉緑素を持たないので光合成が出来ず養分が作れません。
そのため根と菌類とで作る菌根を経由して養分をちょうだいします。
菌類無くして生きられないのですね。

キンラン

ギンラン

続きましてはキンラン、ギンラン(ササバギンラン)。
このての花は次に行くと二足歩行の足跡を残してポッカリ無くなる事も・・・
こちらも菌根を作ります。菌根というと何か特別なようにも感じますが、ほとんどの
陸上植物は菌根を持ち依存度は違えど菌類と生活しています。
あの美味しいキノコだって菌類ですしね。すごいぞ、菌類!


続くは今日出会った不明幼虫。どこにいるのか解りますか・・・?

不明イモムシ4 
   
不明イモムシ 

不明イモムシ 

サクラの枝になりきってます。けなげです。
この“ひこばえ”に計6匹。どこか美味しそうな色合いでした。
         《2012/6/7追記=ヒロバツバメアオシャク幼虫とほぼ判明》

こちらもなめたら美味しそう(?)なオガタオニグモです。
 
オガタオニグモ2 


| 植物その他 | 22:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

| PAGE-SELECT |