てくてく日記

絵本作家・伊藤知紗の自然観察日記(その他もろもろ)。

2012年03月 | ARCHIVE-SELECT | 2012年05月

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ルリハナアブ

風邪のようで3日間布団の中。39度あった熱は下がってもお腹が・・・
「ーーーええい、もう行っちゃえ!」不安を持ちつつ散策へ。
着くと早速、休耕田の隅に咲くアブラナに目がいった。
曇り空だけどハチやカメムシでそこそこ賑わっているぞ。
するとその中に、今年も会いたいと思っていたルリハナアブを見つけました。

ルリハナアブ2

もうこの時点でお腹の事などすっかり忘れちゃってます。

ルリハナアブは自然度の高い環境に生息するそうで青銅色とお腹の「エの字」が特徴。
光加減によって美しい輝きを見せます。(↓昨年6月3日撮影)

ルリハナアブ2・2


ルリハナアブ2・1

↑よく見ると細かい毛がいっぱい。
撮影しているともう1匹やってきてプロポーズしましたが玉砕です。

こちらはプロポーズ成功ですかね、カシルリオトシブミ(←たぶん)のカップル。
オトシブミはご覧のような揺籃を作り、その中に卵を1つ産みます。

カシルリオトシブミか2

枝の上方がもう2年弱、気に掛けて見続けているハシブトガラスのカーちゃん(←
勝手に命名)。この森を奥さんカラスと2匹で縄張りにしています。
今日はエサを吐き戻してあげる微笑ましい姿を近くで見せてくれました。
写真は毛づくろい中。あぁなんてかわいいの!

カーちゃん2

カーちゃんとのお話はまたの機会に。

その後お腹は沈黙を守ってます。





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| 昆虫その他 | 21:37 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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ムササビ初見

さえない天気の中、今日は編集Sさんとお散歩。
「あの穴、な〜んだ」
何度見上げても空振りだった。もともと昼間は家主に会いにくいのは解っていたしね。
でも、今日はなんだかようすが違うぞ。
「あっ・・・、い、いたーっ!」
さて、それはいったい誰でしょう。

ムササビ2

大喜びして近づくと「なんだなんだ?」といった感じでもっと顔を出してくれました。

ムササビ2・2

ムササビ2・3

ムササビ2・4

答えはムササビ。虫がちょっと苦手なSさんもムササビには「かわいい〜」を連呼。
ここは以前虫友Yさんに教わったムササビの巣。
Yさんと、今日このタイミングを作ってくれたSさんにはとても感謝です。
しかしこのムササビとても眠そう・・・夜行性だったものね。
と、ここでカラスが鳴いたら、目がパチリ。

ムササビ2・5

やがて目をまたとろんとさせ巣の中へ。
ところが15分後に見ればまた顔を出しているではありませんか。
でもやっぱり、とろん。

ムササビ2・6

そんな眠そうな目をしてまでなぜ顔を出してるの?今日の空模様と関係ある?
まだ早そうだけど発情期などの影響?それとも気分の問題かーーー
結局よくわかりません。
散歩を終え5時前に見に来れば、やっぱり顔を出していました。




| ほ乳類 | 22:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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ニッポンヒゲナガハナバチの交尾

写してきた虫の写真を見ると、交尾中や求愛中が多いのに気付く。
いつもはちょこちょこ動き回る昆虫でも、こういった場面は動きが限られる事もあり
写真が撮りやすい。あとは2匹いることで見付け易いのかもしれません。
以前知り合いに昆虫について「交尾」という単語を出したなら「あら〜、ポッ」
とされました。ああ、そうか・・・私は当たり前のように使っているけれど
そもそもこの言葉自体人間が作ったものだし、ね。
という事でして、これからも交尾写真等多くお目見えするかと思いますが
よろしくお願いします。


ニッポンヒゲナガハナバチ3

こちらはニッポンヒゲナガハナバチ。雄のこの立派な触覚に拍手!
このようなハチに限らず昆虫は雄が雌に比べ触覚が発達しているものがいます。


ハナバチの一種2

こちらは求愛中のハナバチの一種。雄は触覚をぐぐぐぐーっと背中付近まで反らせると
後脚を雌の翅に引っ掛けるようにして持ち上げます。その度にお尻をパタンと
打ちつけるような動きをしました。「ぐぐぐぐーっ、引っ掛けて〜パタン」
これを調子良く繰り返していたらランニングマンがやって来て哀れ解散となりました。


キバネアシブトマキバサシガメ2

キバネアシブトマキバサシガメ。遠目にはコブハサミムシかハネカクシのよう。
お腹がぱんぱんなので雌かもしれません。
立派な口吻でミツボシツチカメムシをチューチュー。


寄生蜂の一種2

極小寄生蜂の一種。
産卵したいのか虫こぶのナラメリンゴフシの上をウロウロしていました。
どうりで、お尻には立派な産卵管が。
フシの中にはナラメリンゴタマバチの幼虫または蛹がいます。


セスジオドリバエか3

「わっ、すごい太もも!」よく見れば毛でした。セスジオドリバエ♀でしょうか?
オドリバエ類と言えば、雄は雌にエサをプレゼントして交尾するそう。
なんでも、偽物のエサを与える雄までいるとか。
うぅ〜ん、自然界は、凄い。




| 昆虫 | 22:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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クシヒゲガガンボ

今にも降り出しそうな天気。
気温も上がらないこんな日は虫達も活動をおさえ気味で、チョウやハチ、アブ等々も
どこかでひっそり翅を休めてしまう。
だからと言って「虫に会えない〜」なんて、ふてくされちゃあイケマセン。
たとえ羽ばたきは見れずとも、虫達はちゃんとソコにいるんです。
もしも見付けられたなら、天気の良い日よりも彼等にぐぐっと近づける事に気付くかも
しれません。彼等はある一定まで体温が上がらないと動きが鈍く
気温の低いこんな日はいつもより逃げ足が遅くなるんですね。
なので私はここぞとばかり、ぐぐ〜っと、します。
彼等にとっては迷惑な話でしょうが・・・

クシヒゲガガンボ2

これは、クシヒゲガガンボの一種。なかなかきれいだと思いませんか?
名前のごとく、雄の触覚はクシヒゲ状。雌の存在をキャッチし易いように
こんなふうに発達しているとか。
雌に比べ雄の触覚が発達するのは、特に蛾や甲虫類で多いように感じます。

さて、昆虫に会い難いこんな日は、もう先を急いでもしょうがないですからね、
私はのんびり散策します。
気が向けば足を止め、気になれば目を近づけます。するとーーー

イモムシ2

いました、いました。でもこの子はいったい誰でしょう?毎年見掛けますが
未だ正体が解りません。背中辺りの節っぷり(←?)といい、体は幹と同じく
うっすらと点々模様。枝の一部なんだと、枯れ葉の隅に写っている小さなクモも
だまされているに違いありません。
なんという芸の細かさよ!




| 昆虫 | 20:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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キマエアオシャク幼虫

10日、15日に続きコツバメを探すも会えずじまい。
昨シーズンならば他にミヤマセセリ、ルリタテハ、アカタテハ、テングチョウ、
ルリシジミ、キタキチョウ、モンシロチョウ等、賑わいを見せた場所なのに、
今シーズンはどこかひっそり。

雌確保の為に雄同士が縄張り争いをする種がいますが、コツバメもその一員。
これを占有行動ともいい、雄のコツバメは縄張りに入り込まれると種が違おうが
追い出しにかかります。それは相手が自分より大きなミヤマセセリ、テングチョウや
クマバチがあっても!なんとも気が強そうな姿にほれぼれしました。

なぜ今シーズンはあの賑わいがないのか・・・移動をしながら、いろいろな不安要素が
頭の中をぐるぐる、ぐるぐると。そんな中谷津に着けば、かわいいツインズがお出迎えしてくれました。

キマエアオシャク幼虫2

幸せな気持ちになれる瞬間です。我ながら安上がりでいいなぁと思ったりして。
このツインズはキマエアオシャク幼虫。小枝擬態の名手です。
上の方の子は顔がズレているので脱皮間近かもしれません。
このキマエアオシャク幼虫、今シーズンはここやほかの場所でもよく見ました。
しかし、擬態仲間のヒメカギバアオシャク幼虫は、昨シーズンは
よく見たのに今年はちらっと程度。
きっとタイミングもあるのでしょう。
人間界からのストレスをも受ける自然界の予測は難しい。




| 昆虫 | 20:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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アマガエル目覚め?

そろそろツマキチョウがいる頃かな〜と見にいくが空振り。
それでもいつものところまでは歩き、とぼとぼと引き返して来るとーーー
普段は気にも掛けない切り株で、なぜだか目が止まった。
こういう時ってよく出会いがあるんです。
じーっと切り株を見ているとーーーふふふっ、見えてきた、見えてきた。
すき間から、こっちを見てる・・・!

アマガエル2・1

アマガエル2・2

と、ここで疑問が。
「このアマガエル、(このすき間の下方にて)今越冬から目覚めたばかりなの?」
しかし本人(本カエル?)に確認する事は出来ないので、わかりません。
越冬場所としては土の中、落ち葉の下、木の間等とありますが、どうなんでしょう。
そのうち「まさか、ここにはまり込んじゃって、抜け出せなくなってるとかー?」
などと思い、そうっと手を近づけたなら、クイッと腰をもち上げました。

こちらは、まだ越冬からお目覚めでない、お寝坊なアカコブコブゾウムシ。
このスタイルのまま長い冬をよく乗り越えましたねぇ。

アカコブコブゾウムシ2





| 昆虫その他 | 20:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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オタマジャクシのお腹。

オタマジャクシが登場する物語を目下考え中にて観察。
体をほぼ垂直にして口をぱくぱくさせるオタマジャクシを見ていたら
初めて気付いた事があった。「あれっ?お腹に蚊取り線香が〜??」
ちなみにこの蚊取り線香とは、燃え残った灰の方ですね、ハイ。
しかも平に置いて使用した後のイメージです、立てたり刺したりしちゃあこの場合
イケマセン。

オタマジャクシ2

オタマジャクシは腸が透けて見えるんですね、初めて知りました。

こちらは私の大好きなカナヘビ。ちょうど何かを食べ終わったようで、しきりに舌を
チョロリと出しては口をパクパク。チョロリ〜パクパク。を繰り返していました。

カナヘビ2

口を少し開けていますね。
と、そんな訳で。楽しいお話を製作中です!




| 昆虫その他 | 20:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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メジロ集団水浴び

最近水辺が気になる。
今日は水の流れと溜池がある谷津でしばし観察を。
この時期オタマジャクシはもちろんの事、水辺をじっとのぞけば、いろんな生き物が
見えてきた、見えてきた。ガムシ、メミズムシ、エビ、小魚、巻貝等ーー。
そうっと水に手をやって、沈んだ落ち葉を拾い上げれば、裏側にはカワゲラ幼虫その他
細かな生き物が寄り添って生きている。
・・・まあ、実際には食う、食われるの戦いがそこにもあるんですがね。
あまりに私がじっとしていたので、目の前の薮からヤマカガシがするり、するりと
降りてきた。

「さて、そろそろ移動しよう」と思い4、5歩行けば、背後から賑やかな鳴き声が。
「ん?なんだ??」と思い振り返ると、メジロの集団水浴が始まりました。

メジロ2

水浴びの間11匹までは確認。2分弱の間に次から次へとパシャパシャやる姿は
なかなかの見応え。
当たり前ですが1匹なら2つの目。11匹ならば22の目で辺りを見張れますからね、
これも弱き物達の知恵でしょうか。

ビロードツリアブ2

これはビロードツリアブ。花のミツを吸う場面はよく目にしますが、背を低く
じっとしていたおかげで湿った土から給水する姿を初めて見る事が出来ました。
生殖に関係するとかでチョウ類では雄が給水するイメージを持っていましたが
この子は女の子のようです。ビロードツリアブは雄に比べ雌は目と目が離れています。




| 鳥その他 | 20:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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不明イモムシ


今日は虫友Tさんをご案内。
Tさんが撮影に勤しむ中、私は先月からずっと気になっている
正体不明イモムシのところへ。さて、あなたはだぁれ?

イモムシ2・1

思いっきり新芽を食べているようにも見えますが、
どちらかと言えば食べながら寝ちゃった感じでしょうか、動きはありませんでした。

初めて見付けた時はこんなスタイル(3/25撮影)。

イモムシ2・2

見事な新芽擬態ですね。

         〈追記〉
          2014/5/14にて。カギバアオシャクと判明(→その記事



新芽擬態といえばカギシロスジアオシャク幼虫というのがいます。
その後足をのばすと似た子がいました。

イモムシ2・3

こちらも新芽を食べながらグゥと寝ている感じです。
もしもこの子がカギシロならば、2枚めの写真のように越冬中はくるりと体をやって
やはり新芽ソックリになります。どこか似ているこの2匹、実は同じ種だったりして?

もう1つ。2年続けて出会っている不明幼虫をどうぞ。こちらも見事な擬態です。
(上2枚と下3枚は別個体)

不明イモムシ2・1

不明イモムシ2・2

不明イモムシ2・3

不明イモムシ2・4

不明イモムシ2・5

(追記・コガタツマキリエダシャクかエグリイチモンジエダシャクの幼虫と思われる)




| 昆虫 | 21:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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トラツグミ

「鳥が少ない」は、今シーズン何度も聞く言葉。
鳥にはさほど意識を向けてこなかったので胸を張っては言いきれないが・・・うん、
確かに少ない。この谷津は例年に比べ鳥の鳴き声が少ないと思う。
ほぼ毎日散歩している鳥好きの女性は「全然いなくなった」とまで言ってたな。
日々そこを見ている人ってわかるんでしょうね。
理由は1つではないでしょうが、その内の1つが目の前にぽっかりと見える。
それは森が明るくなった事。鳥からすると、きっと明るくなり過ぎたんだ。
現代の森のあり方も考えはそれぞれでしょうが、どういった目線で見れてるかが肝心。
「木見て森見ず」なんて言葉もありますが「森見て木見て」であって欲しいなと。
身を隠す茂みをいっぺんに奪ったら鳥も回れ右しちゃいます。

トラツグミ2

こちらはトラツグミ。体をブルブルと「寒いのかな?」なんて思える動きをします。
よく見ると、足踏み(?)している事に気が付きます。
落ち葉の上等でやる事で、足下から逃げ出した昆虫等を食すためにやる動きです。
あぁ出会えて良かった。



| 鳥その他 | 20:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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コツバメ再会

ブログ初めはコツバメからと決めていた。
コツバメには特別な思いがある。
東日本大震災。3月11日が来てそれまで続けていた散策はピタリと止めた。
「何かとんでもない事になった」感覚的にそれだけはわかる。
だけど私はまた歩きはじめた。
すると生き物達はなんら変わらずそこにいて、それが嬉しかった。
ある時。
なぜか今まで一度も通った事の無い道へ足が向くと、そこにコツバメが飛んでいた。
過去に一度しか出会った事のないコツバメに私はただただ興奮。
暗い気持ちを吹き飛ばしてくれた瞬間だった。
そして今日。待ちに待った一年ぶりの再開!
いろんな思いが押し寄せて、じんわりした。

コツバメ2




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