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てくてく日記

絵本作家・伊藤知紗の自然観察日記(その他もろもろ)。

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新開孝さん新刊



少年写真新聞社『虫のしわざ図鑑』 写真・文 / 新開孝

虫のしわざ図鑑

新開孝さんの新刊本です。情報量が多く、読み応えたっぷり!
ほかの虫に気を取られ、あのとき見過ごしてきてしまったーーー
あの“しわざ”はなんだったんだろう?ということがあります。
そんな謎解きにもとっても役立つ御本です。
私はさっそく、本文にあるミミズクの産卵痕を見て
「あっ、あそこにあった痕はこれだったんだ!」となりました。
“しわざ”を知ることは嬉しい。その虫に一歩近づけたような気分になります。
しかし、虫とは職人であり芸術家でもあるなと、ページをめくるたび
あらためて思うのでした。


カタツムリの痕は、てんてんてん・・・と、こんなふうにもなるのですね。
こんな“しわざ”も御本に載っていますよ。

ミスジマイマイ




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みずほの蝶展


西多摩郡瑞穂町郷土資料館・けやき館にて。
6月1日〜7月26日まで
企画展『みずほの蝶』があります。


みずほの蝶チラシ


新型コロナウイルス感染防止による延期がありスタッフ方々のご苦労を想像します。
これから伺う予定ですが絵本の原画など10点ほど展示していただいています。

『ーー近年見られなくなった種類、見られるようになった種類や外来種まで、
その生態等を紹介します。』
子供のころ蝶は2、3種しか知りませんでした。瑞穂町には約70種いるそうです。
幼少時にその多さを知ったらどう思ったかなーーとふと考えました。





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鈴木海花さん新刊本


福音館書店ちいさなかがくのとも7月号「つぶつぶころん」 鈴木海花 / 堀川理真子

絵本つぶつぶころん

いもむしだけでなく、そのウンチさえも、かわいく愛おしくなる絵本です。
小さなウンチのつぶつぶから、世界が大きく広がっていくのを感じました。
表紙と裏表紙の裏側(見返し)に描かれた花もようには秘密があり、
それが何かと知って「へーっ!」と感動です。
いもむしを愛する鈴木海花さんはこの絵本をつくるにあたり
何度もオオスカシバの幼虫を飼育されたそうです。お気に入りの一冊になりました。


福音館書店「わたしたちのカメムシずかん」 鈴木海花 / はたこうしろう

絵本わたしたちのカメムシずかん

こちらは、おなじみ『わたしたちのカメムシずかん』のハードカバー版です。
虫にあまり興味のない人と話していると「即成概念」「先入観」などなど
虫とは、かたよった見方や決めつけをされたもんだなと思うことがあります。
“やっかいものが宝物になった話”
知るとは心の財産になりますね。
鈴木さんのカメムシ愛が、あふれにあふれ出た一冊です。





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新開孝さん新刊本


ポプラ社「きのこレストラン」 新開孝 / 写真・文

きのこレストラン

名前のひびきがかわいらしい“きのこむし”。
きのこが好きだなんてところも、親しみを覚えちゃう。
地元観察地でなじみのアカハバビロオオキノコやキノコヒゲナガゾウムシ、
センチコガネなども本の中で美味しそうにきのこをムシャムシャしていて
嬉しくなりました。

「きのこも つちも きも むしも みんな つながって 生きている。」

森の分解者であるきのこを求め、あちこちから集まってきた彼らの姿が、
いとおしく思えてくる素敵な一冊です。

きのこはないかな?と地面を見ながら歩いていたら
「おや、誰だ。ゴムの部品を落として行ったのは」

オオゴムタケか

そう思いながらよくよく見ると、どうやらこれも、きのこのよう。
調べるとオオゴムタケに似て見えます。こんなきのこもあったのですね。


このたびセミをテーマに、何かお話をと、お仕事依頼があってすぐ手にした御本。

少年写真新聞社「はじめて見たよ!セミのなぞ」 新開孝 / 写真・文

「はじめて見たよ!セミのなぞ」

セミの産卵から羽化・交尾そのほか細かな生態や、住み分けの謎解きなどなど
とても興味深くてたくさん参考になるご本なのです。
あの特徴ある前脚をした幼虫が
長さ2ミリ、幅0・6ミリだった卵から出てくる姿に感動します。
身近なセミの不思議を知って、見る目が変わること間違いなしですよ。





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新開孝さんの御本



少年写真新聞社「虫のしわざ探偵団」 新開孝 / 写真・文

むしのしわざ探偵団


先日、新開孝さんと虫観察をご一緒した際、奥行きのある目線に
私はただただ感心、感動を、そして大きな憧れを抱いたのでした。
この「虫のしわざ探偵団」は、新開さんの深い観察眼があらわれていて
自分の中でくすぶっている追求心を刺激してくれます。
この御本でとくに惹かれたのは、ササに作られたミシン目の謎解き。
これは私もずっと謎に思っていたのですが
新開さんはしわざの主を発見し、生態写真と実験をふまえて解明されています。
この追求心とは、誰しも第一発見者になれる可能性があるよと本は教えてくれます。


先日ご一緒したときに教えていただいたウスイロカザリバ幼虫の「しわざ」。
幼虫が透けて見えます。
(文一総合出版「虫のしわざ観察ガイド」新開孝/写真・文を参照)

ウスイロカザリバ幼虫



さて。こちらは私が今日見つけた「しわざ」。
どこがどう合わさるのか、切り取られた葉をパズルのピースのようにはめたくなる。
でも、それだとちょっと面積が足りないようなーーー

不明しわざ


葉を透かしてみると、二枚重ねになっているのがわかりました。

不明しわざ2


あちこちに、同じものがたくさんありました。しわざの主は、だれなんだ?

不明しわざ3

※新開孝さんより、食草まで割り出していただき
クロツヤマガリガの可能性があると教えていただきました。ありがとうございます!





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