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てくてく日記

絵本作家・伊藤知紗の自然観察日記(その他もろもろ)。

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ゾウムシ三種


まずは4月3日のこと。
小さな小さな社に手を合わそうと、しゃがみかけたら
足元にみずみずしい緑色がころがっていました。「はて、だれだろう?」

オオミスジ丸ゾウムシ幼虫

そこにいたんじゃ、いずれ誰かに食べられちゃうよと思い、これも何かの縁だねと
飼育中のウスタビガ幼虫の食草といっしょに我が家に連れてきました。
その後見失っていたのですが、気がついたら飼育ケースの隅で、こんな感じに。

オオミスジ丸ゾウムシ繭
                              (4月11日撮影)

そして、この日。
おや、ケースの縁に、だれかいるぞ〜?

オオミスジ丸ゾウムシ羽化後

羽化したのは、小さな小さな社の住人(住虫?)オオミスジマルゾウムシでした。
そこで、このゾウムシと初めて出会った社の横の幼木へ。
ところで成虫越冬だと思っていたのだけど、それであっているかな?(→過去記事

オオミスジ丸ゾウムシ


経過観察中のヒロバツバメアオシャク幼虫を探していると
「あっ、そのおかしな姿はタカハシトゲゾウムシだ!」

タカハシトゲゾウムシ

残念、カメラを下げたとたんにポロッと逃げられてしまい証拠写真だけとなりました。
でも、この森でまた会えるかもしれません。

寝坊助アカコブコブゾウムシは、また起きない。(→過去記事

アカコブコブゾウムシ

こちらはその16日前のもの。ねえ、ツツジの葉もだいぶ大きくなったんだよ。

アカコブコブゾウムシ2
                               (4月5日撮影)




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| 昆虫 | 21:39 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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スギタニルリシジミがいっぱい


飯能から北へ
そこは以前に何度か立ち寄ったことのある場所。
この時期いつもの観察地では会えない虫がいるのではないかーーーと思い
水辺におりてみました。すると、

「あっ・・・スギタニルリシジミだ!」

スギタニルリシジミ

ルリシジミしか見たことのない私は、スギタニルリシジミに会っても
わからないのではないかと思っていましたが、違いをすぐ感じました。
ルリシジミの裏翅の白さに比べると灰色っぽく、そのせいもあってか小さく感じます。

吸水しては腹先から水滴をぽたりと落とします。この個体は黒紋が欠けていますね。

スギタニルリシジミ2


逆光だったので反対側からも見てみました。すると翅の印象はこんな感じに。

スギタニルリシジミ3


そこから数センチ離れたところで、瀕死の個体がーーー

スギタニルリシジミ4


持ち直してくれるだろうか?

スギタニルリシジミ5


15メートルほど離れたところでは大集団ができていました。
画面中だけで27匹います。

スギタニルリシジミ6


こちらは上の画面に入りきれなかったもの。

スギタニルリシジミ7

食草は、トチノキ、ミズキ、キハダの花やつぼみだそう。
今度は産卵が見られたらいいな、来週も訪れたら彼らはまだいてくれるだろうか?




| 昆虫 | 22:40 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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その後の不明幼虫・2


昨年12月25日に見つけた幼虫について。(→過去記事

まずは4月12日のこと。
前日に続けてこの日もその幼虫の様子を見てみました。(→過去記事

不明幼虫

「ふむふむ。今日も良い感じでとけこんでいるなあ」

不明幼虫2


その3日後の4月15日。
いつも伏せ気味だったお顔をはじめて見せてくれましたよ。

不明幼虫3


4月17日。
ほとんど移動をしないのですぐ見つかるようになりました。
でも、あれれ。なんだかいやな予感が・・・

不明幼虫4

「これは寄生バエの卵ではーーー」
幼虫の体長は約1センチ。まだか細い体はもう誰かに狙われて
はがそうとしてもペタリくっついた卵ははがれません。
ああ、幼虫の運命や。いかにーーー

不明幼虫5





| 昆虫 | 20:04 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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アカスジアオリンガと


ふわふわで、かわいらしい色をしてる。

アカスジアオリンガ


アカスジアオリンガ2

アカスジアオリンガ♂に出会いました。ピンク色がなかなかきれいです。
これは春型の雄で、雌はこんなにピンク色は出ません。
さらに夏型になると、雌雄共に春型の雌に似るのだそうです。
たとえば今どきのコナラの若葉にいたなら、ピンク色が効いて
それなりに溶け込むように思えました。

ここのところ、羽化してまもないコミミズク成虫をよく見ます。

コミミズク羽化


ふむ、カシワクチブトゾウムシ(たぶん)がまた土をつけてる。(→過去記事

カシワクチブトゾウムシ2


飼育しているウスタビガの幼虫用に、コナラをいただいてきたら
小さなミズイロオナガシジミの幼虫がついていました。
ああ残念、自然下で出会いたかったな。

ミズイロオナガシジミ幼虫





| 昆虫 | 21:47 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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ウコンカギバ幼虫たち


前日見つけたウコンカギバ幼虫スポットへ今日も行くとーーー
「あっ、脱皮したばかりだね」

ウコンカギバ幼虫

脱皮殻が残っています。
この個体、前日は1センチ弱といったところでした。

ウコンカギバ幼虫2


こちらはもっと小さな個体。ぷちぷちした背面の飾りがかわいらしい。
越冬後、まだ若齢時はこんなふうに葉の表面を削り取るようにして食べます。

ウコンカギバ幼虫3


こちらは少し大きな個体。ウコンカギバ幼虫独特の背面のにょろにょろも伸びてきて
お決まりポーズもだいぶさまになってきたかな。

ウコンカギバ幼虫4


とある空間にて。この日、十数匹に会いました。
成長とともに活動範囲が広がり、出会えるのがだんだん難しくなりそうです。

ウコンカギバ幼虫5
                               (画面中に5匹)




| 昆虫 | 20:30 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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