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てくてく日記

絵本作家・伊藤知紗の自然観察日記(その他もろもろ)。

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オオツノトンボ卵&幼虫


この森にオオツノトンボが生息していると知ったのは昨年のこと。
そのときは枝に螺旋状に産みつけられた特徴のある卵塊の殻を見つけたのですが
今年は孵化前のものを見つけたので周辺も探してみると、やっぱりありました。

オオツノトンボ卵塊


その近くには、孵化したてと思われる幼虫たちの姿もありましたよ。

オオツノトンボ幼虫


これがその卵塊と孵化幼虫たちがいた枯れ枝。「ん?誰かあそこにいるぞ・・・」

オオツノトンボ卵塊&幼虫

それは画面左下。

近づいてみるとウシカメムシの幼虫でした。
「まさか卵をチューチューしやしないだろうね」

ウシカメムシ幼虫


らさに孵化幼虫たちの塊がもう一つ。

オオツノトンボ幼虫2

見つけられた卵塊と孵化幼虫たちは合わせて計5つでした。
探してみると産卵場所の傾向がわかってきました。

探していたときに見つけたナナフシモドキの死骸。死んで枯れ枝のよう。

ナナフシモドキ死骸


家の近くの路上に落ちていたクロバネツリアブ。森から歩いて20分ほどの距離にて。
ここまで飛んできたのかな、それとも?

クロバネツリアブ





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| 昆虫 | 20:54 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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フタモンクサカゲロウ卵と


枯れ枝にキノコが生えているのかと思いました。

フタモンクサカゲロウ卵


これはフタモンクサカゲロウの卵のようです。
クサカゲロウの中でも卵の姿に特徴があるのですぐ解りましたが、
どうやってこの形を作り上げたのか知りたいところです。

フタモンクサカゲロウ卵2


黄色っぽいイナゴがいるなと思い写したのはナキイナゴでした。
地元ではあまり見ていないように思ったのですが、いままで
気にしていなかっただけかな?

ナキイナゴ


体色が通常より緑っぽいけれど羽化したてでしょうか。

ハサミツノカメムシか
                           (ハサミツノカメムシ♂)

トゲグモ♂のそばにいたのはベニモンマキバサシガメ幼虫。(→過去記事

ベニモンマキバサシガメ幼虫


エゾスズメ幼虫は葉裏に上手にとけ込みますね。

エゾスズメ幼虫


巣作りに励んでいたのはネグロトガリバ幼虫。

ネグロトガリバ幼虫


「するとこっちは誰だろう?」と思っていたら
齢の違いなのでしょうか、どうやらその色違いのようでした。

ネグロトガリバ幼虫2





| 昆虫 | 21:18 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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トゲグモの雄


クルミの木を見上げていたら。「あの影のかたち。なにやら珍品臭がする・・・」

トゲグモ♂


葉をたぐりよせ、何者か確認しようとするも、じっとしてくれません。
「まてまて、まてー」

トゲグモ♂3


「ふむ。そのふくらんだ触肢。きっとあなたは雄ですね」

トゲグモ♂4


そしてこの体色。さてはトゲグモの雄とみた。

トゲグモ♂2


まだまだ動き回る姿をファインダー越しに見ていたら腹部の形が気になり出しました。
そこで形が解るよう意識して写してみるとーーー

トゲグモ♂5


「腹部両端がトゲと言うより、コブという感じかな?」(→雌の過去記事

トゲグモ♂6


大きさは2ミリほどですかね。

トゲグモ♂7





| クモ | 20:27 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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林道とツチカメムシ


そろそろ家に戻ろうと歩き出した足元で
なにやら小さな虫がちょこちょこ動いていました。

ツチカメムシ幼虫

「あっ、ツチカメムシだ」
踏み潰してやいないかと心配になり、周辺をよく見るとあちこちにいました。
この2匹は何かのタネをいま吸汁しています。

ツチカメムシ幼虫3


この2匹はなぜか一ヶ所に執着をしていて、そこでずっともみ合っていました。

ツチカメムシ幼虫2


ここでは数匹が枯れ葉の下から出たり入ったりしています。
「なにしているのだろう?」そこで、枯れ葉をどかしてみるとーーー

ツチカメムシ幼虫4

そこには息絶えた成虫の姿がありました。
これは踏み潰されたのか、またはツチカメムシの母親は子育てをしますので、
この枯れ葉の下あたりが子育ての場になっていたのかもなと想像しました。

ツチカメムシ&幼虫
                        (画面に中幼虫7匹、成虫1匹)

しかし幼虫たちが吸っているこのタネはなんだろう?

ツチカメムシ幼虫6


周辺には踏み潰されてアリがたかっているものもいくつもありました。
誰にも気付かれずひっそりと、この林道で命をつないでいくのかな。

ツチカメムシ幼虫がいた道






| 昆虫 | 20:55 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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ヒナの鳴き声と


水路のふちを歩いていると、行く先でこちらを見ているキジ♀がいました。
目が合ったとたんキジは左方へと、水路を渡るように飛んでいきました。
キジがいた茂みにはミズキがあり足を止め眺めていると、
いつの間にかキジがそばまで戻ってきていきました。

キジ♀2

「あっ、そうか。ここの茂みにヒナがいたんだね」
先ほどから近くで聞こえていたヒナたちの鳴き声を、自然の一部の音としか
捉えていなかったことに気がつきました。
鳥師匠なら、こんな無神経な行動は決してしないはず。
「伊藤さん、そりゃダメだよ」なんて、お叱りの声が聞こてきそうです。

私から一定の距離を保ちながら急いでヒナの元に向かう母キジの姿。

キジ♀


クリの葉では体を折り曲げじっとしているギンシャチホコ幼虫がいました。
しばらく見ていると体を動かし出して脱皮をしました。
それはあっという間のことで、いつ脱いだのかわからないほどでした。
画像のものは、腹脚付近にまだ脱ぎかけの皮がたまっています。

ギンシャチホコ幼虫脱皮

画像には頭の上にまだ古い頭部分も残っています。
やがて体をうんと反らし腹脚部を持ち上げると、
そこに古い頭部分をこすりつけて外しました。

食事中のオナガサナエ。

オナガサナエ食事中


ネムノキの樹皮にまぎれているのはカキバトモエ幼虫。

カキバトモエ幼虫


枯れ葉みたいなヒメクロイラガ。それはなんだか暖かそうで。

ヒメクロイラガ


葉裏にいたのはウスギヌカギバ。

ウスギヌカギバ


前回見たときより大きくなっていたシンジュサン幼虫。(→過去記事

シンジュサン幼虫





| 昆虫その他 | 22:10 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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キノコみたいなマエジロアツバ


「うーむ。この蛾がカワラタケに紛れていたら、まず気がつかないな」と、
見つけた瞬間に思いました。

マエジロアツバ

しかしよくできたデザイン。
もうカワラタケに擬態しているんだと言い切ってもいいようでーーー

マエジロアツバ2

「ーーーひょっとして。カワラタケを食べたりしてね?」
なんて思っていたら、なんとその通りでした。
幼虫はカワラタケなどを食べるとあります。

これが自然界の妙でしょうか。だからこの世界が大好きです。

マエジロアツバ3





| 昆虫 | 20:05 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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かわいい花粉塊


背中にちょこんとつけた黄色い花粉塊。
これをつけたハチを見つけると嬉しくなります。

トラマルハナバチか&花粉塊

トラマルハナバチでしょうか、
やっぱり背中にくっついているのが気になるのでしょうね。

トラマルハナバチか&花粉塊2


ギボシヒメグモの体の形のかわいさよ。

ギボシヒメグモ


サクラにいるのはセモンジンガサハムシの幼虫。
脱皮した殻を体に背負っています。これも身を守る知恵とでもいうのかな。

セモンジンガサハムシ幼虫


同じサクラにいたのはオウトウナメクジハバチの幼虫。
ぬるりとしているのは分泌した粘液で、やはり身を守る術なのか。

オウトウナメクジハバチ幼虫


雨にぬれたサクラケンモン幼虫。上手にとけ込んでいる。

サクラケンモン幼虫





| 昆虫その他 | 20:49 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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クルミの木はおもしろい


川沿いにあったクルミで虫探しをしたら、おもしろい姿の幼虫を見つけました。

ニッコウシャチホコ幼虫


尾端が長い!
見ていると、くっつけている2本をこんなふうにときどき離します。

ニッコウシャチホコ幼虫2

調べたところニッコウシャチホコとわかりました。地元でも見てみたい幼虫だなぁ。

細身の体に長い尾端で、ちょっと雰囲気が似て見えたのはエゾスズメの幼虫。

エゾスズメ幼虫


「あー、いたいた!」
クルミの虫探しの目的は、元々このヨツメエダシャクの幼虫を探すことでした。
胸(?)のあたりがぽこんと膨らんでいますが食べ過ぎたからではありません〜

ヨツメエダシャク幼虫


その1センチ弱の幼虫。雨の刺激を受けてなのか
まだ小さな幼虫はこんなふうに糸でぶら下がっている姿が多かったです。

ヨツメエダシャク幼虫2


中ぐらいの大きさの個体と、不明シャクガのツーショット。

ヨツメエダシャク幼虫&不明シャクガ幼虫


「これは以前にも見たことがあるぞ」それはサラサエダシャクの幼虫でした。
こんなふうに体を丸めるのがお決まりポーズのようです。(→過去記事

サラサエダシャク幼虫
                               (下向きに静止)

頭上遠くにはムラサキシャチホコ幼虫の姿がありました。

ムラサキシャチホコ幼虫


くりんくりんしていたのはハバチの一種。

ハバチの一種・幼虫





| 昆虫 | 20:31 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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今日も雨


いるとつい写してしまうナガヒラタムシ。ぺったんこ。

ナガヒラタムシ


ちょっと芸術的にも思えた虫草。小さな蛾から発生しているようです。

虫草


葉っぱの上でじっとしていたマエグロハネナガウンカ。
そこにいると雨のしずくがあたりそうだけど大丈夫かな。

マエグロハネナガウンカ


雨にぬれたアオスジアゲハの幼虫。
伐採されて残念に思っていたけれど、そこから生えたひこばえに何匹もいました。
葉裏で蛹になるとなかなか見事な擬態姿です。もうすぐ見られそうかな?

アオスジアゲハ幼虫





| 昆虫その他 | 20:04 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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クモタケのころ


今年もキシノウエトタテグモ(たぶん)の巣の扉が開かれ
クモタケが姿を現しています。(→過去記事

クモタケ

クモタケはその多くがキシノウエトタテグモの巣から発生するそうです。
トタテグモの巣には扉があり表面がカモフラージュされていて見つけにくいですが
1つ見つかると周辺にも巣がある可能性が大きいです。
トタテグモの居場所を探るならクモタケを見つけておくのも良いですね。

同じ斜面に生えていたこのキノコはなんだろう。

キノコ


シュレーゲルアオガエルがの〜んびり。

シュレーゲルアオガエル


林道を横切っていったヒキガエル。ぴょんぴょんがんばれ、ちびがえる。

ヒキガエル


コナラにはハイイロチョッキリの姿あり。

ハイイロチョッキリ


おや、そのすぐ近くでカメムシが脱皮していましたよ。羽化かな?
このあと体が完全に抜けたので、その後のとある行動を確認しようと
見続けていましたが、雨のしずくが落ちた瞬間、あらら地面に弾き落とされちゃった。

カメムシ羽化か


雨降るにおいが大好きです。

谷津





| 昆虫その他 | 20:30 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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枯れ葉のカケラと


クモの網にとまり翅を休めていたシロズアツバ。
枯れ葉のかけらが引っかかっているようにしか見えなくて、あまりに見事で
なんだか可笑しくなりました。

シロズアツバ


ヒメクロイラガも枯れ葉擬態がなかなかお見事。そこ、葉柄にそっくりね。

ヒメクロイラガ


キタテハは触角をかくして、もうお休みスタイルかな。

キタテハ


エノキにはヒシモンナガタマムシがあちこちに。

ヒシモンナガタマムシ


切なくも美しく見えたコフキゾウムシ。だけどやっぱり切ないね。

コフキゾウムシ&クモ





| 昆虫その他 | 23:22 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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蛾の幼虫たちと


コナラを見上げていたら肩にポトンと落ちてきた。
ユウマダラエダシャク幼虫でしょうか、周りをよく見ると地面にもたくさんいました。

ユウマダラエダシャク幼虫か

眺めていたコナラには、彼らが吐いたであろう糸があっちこっちにありました。
すぐ隣にあった木から、つたってきていたのだと思われます。
するとこれから土中で蛹になるのかな?

クリの木にはヘリグロヒメアオシャク幼虫がいました。
ギザギザした体のデザインがいいですね。

ヘリグロヒメアオシャク幼虫


「おっ、カギシロスジアオシャク幼虫だ」この時期に見たのは初めてかもしれません。

カギシロスジアオシャク幼虫


このクワエダシャク幼虫も、越冬時以外ではあまり見ていなかったようなーーー。

クワエダシャク幼虫


小さなシルエットでもすぐにそれとわかったギンシャチホコ幼虫。

ギンシャチホコ幼虫


「はて、これは誰だろう?」
体にはロウ物質をそなえていて、雰囲気がハバチ幼虫に似て見えるけれど
顔や腹脚の数がそれとは違う。

シンジュサン幼虫

帰宅後、調べるとシンジュサン幼虫でした。
それだと認識できた出会いはこれが初めてでした。成虫にも会ってみたいなぁ。

クズの葉裏にきれいに並んだ誰かの卵。
うろうろしていたコバチがなんだか嬉しそうに見えました。

卵&寄生バチか





| 未分類 | 21:54 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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カメムシを食べていたハラグロオオテントウと


まずは6月28日のこと。

葉裏でもそもそしているハラグロオオテントウがいました。すると、
その葉のすぐ裏側にはチャバネアオカメムシ幼虫もいることに気がつきました。
それぞれがなんとなく、ただ休んでいるだけだと思い見ていましたが、やがて
葉表に出てきたハラグロオオテントウはカメムシ幼虫をかかえこみました。

ハラグロオオテントウ&チャバネアオカメムシ幼虫

「テントウの口元が動いている・・・」
そこで、上にかぶさる葉をずらして見ると、ああやっぱり幼虫を食べていました。

ハラグロオオテントウ&チャバネアオカメムシ幼虫2

カメムシ幼虫は前脚や触角は動かしますが、大きな抵抗はありません。
もともと弱っていたのでしょうか、それとも?

かかえこんでから19分後にはフンをしました。
画像は24分後のもの。

ハラグロオオテントウ脱糞&チャバネアオカメムシ幼虫


かかえこんでから45分がたちました。幼虫の体内はほぼすっからかん。

ハラグロオオテントウ&チャバネアオカメムシ幼虫3


55分後。
「あー、おいしかった。ごちそうさま」といった感じに身づくろいをしていました。

ハラグロオオテントウ&チャバネアオカメムシ幼虫4

ハラグロオオテントウはクワキジラミを食べるとありますが、
幼虫がテントウ幼虫を食べたりクワの実を食べるのを見ています。(→過去記事
成虫もクワの実やクリの花を食べていました。(→過去記事)(→過去記事
ときに副菜珍味も必要なのかな?

そしてこちらが、今日のハラグロオオテントウ。
枝をとことこ登ってくると急に脚を止めました。なにやらもそも食べはじめましたよ。

ハラグロオオテントウ食事中


よく見えないので枝をたぐり寄せました。さて何を食べていたのだろう?
すぐ近くにはアオバハゴロモ幼虫やベッコウハゴロモ幼虫がいましたが、それとも
カゲロウ幼虫やワタアブラムシでも食べていたのかな?

ハラグロオオテントウ食事中2





| 昆虫 | 20:24 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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新開孝さん新刊本


小学館『子育てがんばる、カメムシのおかあさん』 写真・文 / 新開孝

「子育てがんばる、カメムシのおかあさん」
                               (7月7日発売)
子育てをするベニツチカメムシのお母さん
お腹をすかせた幼虫たちがいる巣まで、時に6〜7メートルも離れたところから
ボロボロノキの実をかかえて運んできます。
表紙の赤く色づいたお団子は100個ほどの卵の塊で、
ボロボロノキのそばの落ち葉の下で、腹下で守って孵化のときを待つのだそう。
母から子らへ、共生細菌がうけつがれる場面などなど、感動と驚きがいっぱいです。
読み終わったとき、心にどんな感情が広がるのかーーーぜひ見て読んでほしいです。


こちらは5月25日に舗装路をうろついていた不明幼虫。(→過去記事
持ち帰り、のちに新開孝さんに幼虫の写真を見ていただくと
「扁平な体、黒い頭部などからツノトンボで間違いないと思います」とのことでした。

ツノトンボ♂幼虫


すると5月28日には繭を作っていました。

ツノトンボ繭


そしてこの日。
数日間留守にしており戻ってくると、見事ツノトンボ♂が羽化していました。
画像は、明かりにさそわれ天井に止まった姿のものです。
この日のうちに谷津へ放しに行きました。

ツノトンボ♂





| その他 | 20:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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マエグロハネナガウンカ交尾


飯能市から少し北東にある公園へ虫友Tさんと行きました。

コナラの葉陰からちらっと見えた翅2枚。
のぞいて見ると、それは交尾中のマエグロハネナガウンカでした。

マエグロハネナガウンカ交尾

オスの腹先あたりに、なにやらカギ状の器官が見えます。

交尾を見たのは初めてでした。少し前まで雨が降っていたのが幸いしたかな?

マエグロハネナガウンカ交尾2


頭をつっこんで、小さなカタツムリを食べていたのは、これまた小さなムカデ。

ムカデ幼体


シオカラトンボが食べていたのはーーーふむ。これは共食いかな?

シオカラトンボ食事中


少し時間をおいて見てみると、こんな残骸が。
「羽化不全のところを狙われたようだね」と、Tさんは推理します。ああ、なるほど!
残された腹部分はまだ動いていました。

シオカラトンボ食事後残骸


じっとしていたナガヒラタムシ。

ナガヒラタムシ





| 昆虫その他 | 20:26 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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ヤマトタマムシのしずく


空からやわらかな光が舞い降りてきました。

ヤマトタマムシ

見失わないよう止まった場所へそっと近づくと、輝きの主はヤマトタマムシでした。
そこで来年出版予定の絵本に出演できないかと、とある実験に参加してもらいました。
上の写真は終了後に葉にもどしたもの。
おしっこしたのはびっくりしたからかな、ごめんね。

その後、ヒゲコメツキ♂にも参加してもらいました。

ヒゲコメツキ♂


ホソカミキリにも。

ホソカミキリ


ムシクソハムシは小さいすぎるので不参加です。
このムシクソさんはただいま産卵行動中。

ムシクソハムシ





| 昆虫 | 22:43 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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かくされた卵


アカシジミが枝をそろりそろり歩いていました。
「さては産卵だな・・・」
見ていると、腹先をくいっと曲げました。

アカシジミ産卵

この後となりの幼木へ飛んで行き、また枝をうろうろすると腹先をくいっと曲げます。
やがて腹先を枝から離すと、今度は忙しく左右へ、そして上下に動かしました。
「・・・なにしているのだろう?」
飛び去った後の枝を見ると、なぜか卵は見あたりません。「難産だったのかな?」


視野を広げると、近くにアカシジミが3匹いることに気がつきました。
今は産卵時期なのだと思いじっと待つと、そのうち1匹がまた産卵姿勢になりました。
「次こそ卵が見られるぞ・・・」
するとその個体も腹先を枝から離した後、左右へ、そして上下に忙しく動かすのです。
やはり飛び去った後に卵は見つかりませんでした。「なぜだろう?」

また1匹が産卵行動に入ったので三度目の正直とばかりに様子を見ました。
まずは腹先を枝にくっつけて、しばしの間じっとします。

アカシジミ産卵8


腹先を枝から離しました。するとまた左右に忙しく動かします。
今は腹先は右に。

アカシジミ産卵6


今度は腹先が左へ。

アカシジミ産卵7

ここでようやく、勘違いに気がつきました。卵は白いと思い込んでいたのです。
飛び去った後、今度は隠されている卵をイメージして探すと、見つかりましたよ。

アカシジミ卵

卵ははぎ取った植物繊維で覆われていました。
あの腹先の動きはこのためだったのですね。

そこで、前述の卵が確認できなかった枝を見直してみると。
「ああ、やっぱりあった!」周りの植物繊維がはぎ取られているのがわかります。

アカシジミ卵2


これはそのとき写した卵のお母さん。ただいま産卵中。

アカシジミ産卵2


枝から腹先を離したところ。
この時点ではまだ白く卵が手前葉柄の向こうにちらっと写っていました。

アカシジミ産卵3


その後、腹先を上下左右に動かします。こうやって植物繊維をはぎ取るのですね。

アカシジミ産卵4


よく見たら、カモフラージュされ茶色っぽくなった卵がちらっと写っています。

アカシジミ産卵5


さらにほかの画像も見直してみました。
この個体の産卵行動は、興味津々な様子でアリが立ち止まっていました。

アカシジミ産卵9
                              (画面中アリ2匹)

これは飛び去った直後のもの。アリ4匹が産卵していたところに集まっています。

アリ


そしてこのときは、卵が無いぞ、と思いながら一応写しておいた画像を見直すとーーー
「あった。そうかこれだったのかー」

アカシジミ卵3

元々知識があれば、すぐその行動の意味も理解できたでしょうが、でも
遠回りでも自分で見て感じるというのもいいですね。
アカシジミの卵隠しから、そんなことを思いました。





| 昆虫 | 20:48 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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少し高いところで


渓流沿いで虫観察。

翅の模様に特徴あって見えたのはツマモンヒロバカゲロウか。頭はオレンジ色でした。

ツマモンヒロバカゲロウか


この日も会えたエダナナフシ幼虫。(→過去記事

エダナナフシ


オオベニヘリコケガ。影になってちょっと残念。

オオベニヘリコケガ


初めて見たヨツメエダシャク。大きくてなかなか存在感がありますね。

ヨツメエダシャク


コハナグモでしょうか。捕られているのはハサミムシの一種。
いつもながら、体長に似合わず大きな獲物を相手にしていました。

コハナグモか&ハサミムシの一種


クロアシヒゲナガハナノミ。
地元ではヒゲナガハナノミしか見たことがなく新鮮に感じます。

クロアシヒゲナガハナノミ


クロハナカミキリの一種は産卵ラッシュ。そこらじゅうの伐採木にいました。

クロハナカミキリ産卵


・・・おっ、これは初見のオビボソカニグモ!
よく見るヤミイロカニグモなどに比べて、むっちりして感じましたよ。

オビボソカニグモ


渓流上にかかる橋から地面まで数本、なにやら蜘蛛の糸が広範囲にかかっていました。
「誰の糸だろう?」
橋の淵を見ていると、何者かがいましたよ。

タニマノドヨウグモ?


ふむふむ。ひょっとしてタニマノドヨウグモだったりして。

タニマノドヨウグモ?2





| 昆虫その他 | 20:25 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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サンコウチョウとムラサキシャチホコ


これは枯葉ではありません。

ムラサキシャチホコ
                            (ムラサキシャチホコ)

平面の翅に描かれたデザイン。
鱗粉で立体的に描かれたこのグラデーションの見事さよ。

ムラサキシャチホコ2


いったい誰が描いたと言うの?
ああ、なんて自然界とは素晴らしいんだ。

ムラサキシャチホコ3

虫友Tさんから「飼育していたムラサキシャチホコが羽化しましたよ」
と連絡をいただき、幼虫がいた場所まで一緒に戻しに行きました。(→過去記事
クルミの上に乗せて見るとその擬態の見事さに、もうため息しかでません。
くるりとカールして見えますが実際は平面です。Tさんどうもありがとう!


鳥師匠に「サンコウチョウが卵をあたためているよ」と教えていただいて
この日の昼過ぎに案内していただきました。
画像は、カップ型の巣にオスが戻ってきて卵をあたため始めたものです。
画面真ん中に巣があり、そこから左に向かってオスの長い尾が写っています。
鳥師匠に感謝を、そしてどうか無事にヒナが巣立ちますよう。

サンコウチョウ♂





| 昆虫その他 | 20:16 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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取材と双翅目


クリの花に誰かいないかなと見ていたら、
アズチグモに捕らわれたセイヨウミツバチがいました。
目をひいたのは、そのミツバチの背中に乗っているハエの一種たち。
「6匹もいる・・・なにしているのだろう?」

セイヨウミツバチ&アズチグモ&ハエの一種


そのうち2匹はミツバチのお腹の前側へ回り込みました。
画面中には4匹。体液を吸うわけでもなく、ただじっとしているのでした。

セイヨウミツバチ&アズチグモ&ハエの一種2

このとき、ふと
数年前に見たノミバエの一種の交尾産卵場面を思い出しました。(→過去記事
虫の世界は解らないことだらけで面白いです。


この日は編集Hさんと虫観察。
カブトムシやテントウムシをメインに巡りました。
雑木林に入り込むと、前日の下見時にも来ていたハチモドキハナアブの姿が。

ハチモドキハナアブ


見ていると産卵管をにゅっと伸ばし、産卵に忙しそうでした。

ハチモドキハナアブ産卵


クワの枝からこちらを見ていたカナヘビ。

カナヘビ





| 昆虫その他 | 21:06 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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